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- Barbra Streisand 21歳の AOTY 最年少記録 — 第6回 グラミー賞 トップストーリー(1964年) | GAJ ヒストリー
第6回(1963年対象)で21歳のバーブラ・ストライサンドが『The Barbra Streisand Album』で Album of the Year を受賞し、当時のAOTY最年少記録を樹立。後の Taylor Swift(20歳)、Billie Eilish(18歳)へと続く「若手女性 AOTY 受賞史」の出発点となった。 出来事の背景 Barbra Streisand は1962年のブロードウェイ・ミュージカル『I Can Get It for You Wholesale』で19歳デビュー、翌1963年5月にデビューアルバムをリリース。Columbia Records との契約は当時としては破格の自由度(全曲選択権、アートワーク承認権)を含んでいた。 受賞の瞬間と全体像 Album of the Year: Barbra Streisand、Record/Song of the Year: Henry Mancini『Days of Wine and Roses』、Best New Artist: The Swingle Singers(史上初の非アメリカ系 BNA)。Streisand は同夜 Best Female Vocal Performance も同時受賞。 文化的・産業的意義 Streisand の若さ・自由度・カリスマ性は、後の女性ソロアーティスト・モデルの原型となった。彼女が示した「契約交渉力 × アーティスト性 × 商業的成功」の三位一体は、Aretha Franklin、Madonna、Beyoncé、Taylor Swift へと継承される系譜の出発点である。 GAJ視点 / 日本の音楽業界への示唆 若手アーティストが業界最高峰の評価を獲るために必要な3要素 — 作品の質、アーティスト本人の主導権、業界団体の門戸の広さ — は、日本の音楽業界でも同じ。GAJ がアーティストの長期キャリア視座を支援する役割は重要。 📺 関連動画 🎵 関連音源・追加映像 該当年の AOTY 受賞作品を Spotify で聴く: ▸ Spotify で第6回 グラミー賞 AOTY を検索 追加映像 — ジャンル代表作: Janet Jackson『Rhythm Nation 1814』(後年 Grammy 殿堂入り) — グラミー史を象徴する楽曲映像 📅 該当年の全部門受賞リストは こちら / 発行:株式会社BRUSH MUSIC / GAJ ヒストリー
- 史上初の Lifetime Achievement Award — Bing Crosby に Frank Sinatra が手渡す — 第5回 グラミー賞 トップストーリー(1963年) | GAJ ヒストリー
第5回(1962年対象)で Recording Academy が初の Lifetime Achievement Award を創設し、Frank Sinatra 自身が Bing Crosby に直接トロフィーを手渡した。この瞬間、Grammy 体系の「2層構造」 — 単年競争賞と生涯功労賞 — が成立した。 出来事の背景 Grammy 創設4年で、Recording Academy は単年競争だけでなく、世代を超えた偉業を讃える制度の必要性を認識。最初の受賞者として20世紀前半のアメリカン・ポピュラー音楽を象徴する Bing Crosby が選ばれ、彼を音楽的に継承した Frank Sinatra が授与役を務めた。 受賞の瞬間と全体像 Album of the Year: Vaughn Meader『The First Family』(JFK パロディ盤)、Record of the Year: Tony Bennett『I Left My Heart in San Francisco』、Best New Artist: Robert Goulet。Lifetime Achievement: Bing Crosby(初代)。Tony Bennett と Igor Stravinsky が各3部門受賞。 文化的・産業的意義 Lifetime Achievement Award は以降、Frank Sinatra(1965)、Duke Ellington(1966)、Ella Fitzgerald(1967)、Irving Berlin(1968)、Elvis Presley(1971)、Beatles(2014)、Cher・Carlos Santana・Whitney Houston・Paul Simon(2026)と続く Grammy 体系の中核制度として確立した。 GAJ視点 / 日本の音楽業界への示唆 業界賞は「単年競争」だけでなく「歴史的累積貢献」を讃える層を持つことで完成度が高まる。日本レコード大賞・日本ゴールドディスク大賞には類似制度が部分的に存在するが、Grammy の Lifetime Achievement のような系譜継承効果は日本ではまだ弱い。 📺 関連動画 🎵 関連音源・追加映像 該当年の AOTY 受賞作品を Spotify で聴く: ▸ Spotify で第5回 グラミー賞 AOTY を検索 追加映像 — ジャンル代表作: Janet Jackson『Rhythm Nation 1814』(後年 Grammy 殿堂入り) — グラミー史を象徴する楽曲映像 📅 該当年の全部門受賞リストは こちら / 発行:株式会社BRUSH MUSIC / GAJ ヒストリー
- 史上初のテレビ放映 + Best New Artist 部門新設 — 大衆化の決定的転換点 — 第2回 グラミー賞 トップストーリー(1959年) | GAJ ヒストリー
第1回を非テレビ放映で開催した反省から、Recording Academy は同年11月29日にもう一度授賞式を実施。NBC『Sunday Showcase』枠で史上初のテレビ放映を実現し、同時に新設の Best New Artist 部門で Bobby Darin が初代受賞者となった。1960年は授賞式なしという変則年でもある。 出来事の背景 第1回(5月)は非テレビ放映で、業界外への波及が限定的だった。NARAS はメディア戦略の必要性を即座に判断し、同年11月に第2回を急遽開催。テレビ放映と Best New Artist 部門新設の2つの改革を同時実装した。 受賞の瞬間と全体像 Album of the Year は Frank Sinatra『Come Dance with Me!』、Record of the Year は Bobby Darin『Mack the Knife』、Song of the Year は Jimmy Driftwood の『The Battle of New Orleans』。初代 BNA は Bobby Darin。Frank Sinatra と Duke Ellington が各3部門受賞という支配的回となった。 文化的・産業的意義 Best New Artist 部門の創設はその後60年以上にわたり「新進アーティスト発掘」の権威指標として機能し、Esperanza Spalding、Mariah Carey、Lauryn Hill、Amy Winehouse、Billie Eilish、Olivia Rodrigo、Chappell Roan、Olivia Dean まで世代を超えて引き継がれる。テレビ放映開始は音楽賞の大衆化・産業化を決定づけた。 GAJ視点 / 日本の音楽業界への示唆 業界団体賞におけるメディア露出戦略は権威確立の核心。BNA 部門が「業界に新陳代謝を生む装置」として機能し続けている点は、日本音楽業界団体の新人賞設計でも参照価値が高い。 📺 関連動画 🎵 関連音源・追加映像 該当年の AOTY 受賞作品を Spotify で聴く: ▸ Spotify で第2回 グラミー賞 AOTY を検索 追加映像 — ジャンル代表作: Janet Jackson『Rhythm Nation 1814』(後年 Grammy 殿堂入り) — グラミー史を象徴する楽曲映像 📅 該当年の全部門受賞リストは こちら / 発行:株式会社BRUSH MUSIC / GAJ ヒストリー
- Bob Newhart 史上唯一の "コメディアン AOTY+BNA 同時受賞" — 第3回 グラミー賞 トップストーリー(1961年) | GAJ ヒストリー
第3回(1960年対象)で Bob Newhart の『The Button-Down Mind of Bob Newhart』が Album of the Year を受賞し、同時に Best New Artist にも輝いた。コメディ・アルバムが AOTY を獲った史上唯一の事例であり、コメディアンが BNA+AOTY を同年同時受賞した史上唯一のケースでもある。 出来事の背景 1960年代初頭、米国ではスタンドアップ・コメディがレコード市場で台頭。Newhart は前職の会計士から人気コメディアンへ転身し、デビュー作『The Button-Down Mind』が Billboard チャートで14週連続1位を記録、社会現象化した。 受賞の瞬間と全体像 Album of the Year: Bob Newhart、Record of the Year: Percy Faith『Theme from A Summer Place』、Song of the Year: Ernest Gold『Theme of Exodus』、Best New Artist: Bob Newhart。Ray Charles が4部門受賞も AOTY からは外れる結果となった。 文化的・産業的意義 Grammy がジャンル横断的に「音楽以外の音響録音」も評価する射程を持つことを明示した重要な瞬間。後の Best Spoken Word、Best Comedy Album 部門の地位確立につながった。コメディ・アルバムが General Field を制する例は以降一度も再現されていない。 GAJ視点 / 日本の音楽業界への示唆 音楽賞の定義を狭くしすぎない設計の重要性。アルバム=楽曲集に限定せず、録音芸術全体を評価対象とする発想は、日本でもラジオ番組・落語・朗読等のオーディオ・コンテンツ評価へ拡張可能。 📺 関連動画 🎵 関連音源・追加映像 該当年の AOTY 受賞作品を Spotify で聴く: ▸ Spotify で第3回 グラミー賞 AOTY を検索 追加映像 — ジャンル代表作: Janet Jackson『Rhythm Nation 1814』(後年 Grammy 殿堂入り) — グラミー史を象徴する楽曲映像 📅 該当年の全部門受賞リストは こちら / 発行:株式会社BRUSH MUSIC / GAJ ヒストリー
- [2026-08-16] レコーディング・アカデミーが推すAI3法案 — NO FAKES / TRAIN / CLEAR の役割分担
GAJ(ジアソシエーションジャパン)による Recording Academy 関連の週次レポートです。本稿は The Recording Academy(レコーディング・アカデミー)公式発表に基づき、日本の音楽業界関係者向けに要約・再構成したものです。 3法案は「声・学習・開示」を分担する レコーディング・アカデミーは、AI 時代の説明責任・透明性・保護を目的として3つの法案を推進していると公表している。NO FAKES Act、TRAIN Act、CLEAR Act の3本である。 アカデミーが掲げるアドボカシーの柱は、無断の AI 音声クローンからアーティストを守ること、ソングライターや演奏家への公正な対価を確保すること、著作権保護を維持すること、音楽教育を推進すること、そして音楽の未来を形づくる議論にクリエイターの声を反映させることにある。 また、ワシントンD.C.で開かれるアカデミーの主要アドボカシーイベント GRAMMYS on the Hill は2026年に25周年を迎え、AI と音楽コミュニティへの影響が中心議題として扱われた。 ▲ Recording Academy 公式より、CEO ハーヴィー・メイソン jr. の2026年グラミー賞スピーチ。クリエイターの権利をめぐるアカデミーの立場が述べられている。 日本の制作現場にとっての読みどころ 重要なのは、アカデミーが単一の規制ではなく複数の法案を並行して支持している点である。AI の問題は「声や胖像の無断利用」「学習データの取扱い」「生成物の開示」といった層に分かれており、それぞれに制度的な受け皿が必要になる。 日本のレーベル・事務所・制作チームにとっては、楽曲・録音物の契約書に AI 学習の可否や声の利用範囲をどう書き込むか、クレジットとメタデータをどこまで整えておくかが、実務的な備えになる。米国の立法動向は、国際配信を前提とする作品では直接の影響を受け得る。 原文: 3 Key AI Policies Impacting The Music Industry Today(RECORDINGACADEMY.com) 今週の他のGAJ記事 ラテン・レコーディング・アカデミー2026年特別賞 — 生涯功労賞にリラ・ダウンズら5組 ラテン・グラミー文化財団の研究・保存助成、8月27日締切 — 4件・総額2万ドル MusiCares の健康支援 — 週10本の無料オンライン支援グループとツアー向けツールキット 出典・本記事について 出典: RECORDINGACADEMY.com(3 Key AI Policies)、GRAMMY.com(同記事)、GRAMMYS on the Hill 2026 報道(Music Connection)。 編集: GAJ(ジアソシエーションジャパン)/ 株式会社ブラッシュミュージック。本記事は Recording Academy の発表内容を日本の音楽業界関係者向けに要約・翻訳したものであり、法的助言を目的とするものではありません。また GAJ ならびに株式会社ブラッシュミュージックと Recording Academy との公式提携・後援関係を示すものではありません。
- [2026-08-16] MusiCaresの健康支援 — 週10本の無料オンライン支援グループとツアー向けツールキット
GAJ(ジアソシエーションジャパン)による Recording Academy 関連の週次レポートです。本稿は MusiCares(ミュージケアーズ)公式発表に基づき、日本の音楽業界関係者向けに要約・再構成したものです。 賞を運営する団体が、同時に「セーフティネット」を持つ MusiCares はレコーディング・アカデミーの姉弟団体で、音楽に携わる人々の健康・生活・就業を支える全米規模のチャリティである。1989年の活動開始以降、13万4千人を超える音楽業界従事者に対し、1億5千万ドル以上の支援を提供してきた。 現在の主なプログラムとしては、無料かつ秘密が保たれるオンラインの支援グループを週毎10本運営しているほか、キャリアのどの段階にも対応する支援プログラムを用意している。また、オンライン支援プラットフォーム Togetherall との提携により、利用できる窓口を拡げている。 2026年4月には、非営利団体 The Jed Foundation との協働で、音楽従事者向けの研修プログラムと情報サイトを公開している。背景には、MusiCares の2025年 Wellness in Music Survey で、音楽従事者の11.4%が過去1年間に深刻な心理的困難を経験したと回答し、米国の一般人口の2倍以上だったという調査結果がある。 ツアー中の健康管理に焦点を当てた Resilience On The Road Toolkit も公開されている。日常的な実践、録画されたパネルディスカッション、医療・心身のケアにアクセスするための実務的なツールをまとめた、逐次更新型の資料集である。 ▲ MusiCares 公式チャンネルより。楽曲を支える裏方の人々を含めて支援対象とするという、同団体の基本的な考え方が示されている。 日本の現場にとっての読みどころ 注目したいのは、支援の対象がアーティストに限られていないことである。エンジニア、ツアークルー、裏方スタッフも含めて「音楽で生計を立てる人」全体を対象としている。日本でも、フリーランス比率の高い制作・制作現場で同様の課題が存在する。 また、MusiCares は支援の前提として毎年の実態調査を行い、数字を公開したうえでプログラムを設計している。業界団体が「賞を出す」だけでなく「現状を測って支える」機能を持つことは、GAJ が日本での役割を設計する際の具体的な参照点になる。 なお、心身の不調はデリケートなテーマです。ご自身や周囲の方が困難を感じている場合は、無理に抱え込まず、医療機関や専門の相談窓口につながることを検討してみてください。 原文: How MusiCares Supports Music Professionals Year-Round, From Wellness To Disaster Relief(MusiCares.org) 今週の他のGAJ記事 ラテン・レコーディング・アカデミー2026年特別賞 — 生涯功労賞にリラ・ダウンズら5組 ラテン・グラミー文化財団の研究・保存助成、8月27日締切 — 4件・総額2万ドル レコーディング・アカデミーが推すAI3法案 — NO FAKES / TRAIN / CLEAR の役割分担 出典・本記事について 出典: MusiCares.org(年間の支援サービス)、Resilience On The Road Toolkit、Togetherall との提携発表。 編集: GAJ(ジアソシエーションジャパン)/ 株式会社ブラッシュミュージック。本記事は MusiCares の発表内容を日本の音楽業界関係者向けに要約・翻訳したものであり、医療的助言を目的とするものではありません。また GAJ ならびに株式会社ブラッシュミュージックと Recording Academy・MusiCares との公式提携・後援関係を示すものではありません。
- [2026-08-16] ラテン・グラミー文化財団の研究・保存助成、8月27日締切 — 4件・総額2万ドル
GAJ(ジアソシエーションジャパン)による Recording Academy / Latin Recording Academy 関連の週次レポートです。本稿は Latin GRAMMY Cultural Foundation(ラテン・グラミー文化財団)の公開情報に基づき、日本の音楽業界関係者向けに要約・再構成したものです。 研究2件・保存2件、各最大5,000ドル — 8月27日締切 ラテン・グラミー文化財団が運営する Latin Music Research and Preservation Grant Program(ラテン音楽研究・保存助成プログラム)の2026年度応募が、現地時阸8月27日午後11時59分をもって締め切られる。応募受付は2026年6月18日に開始していた。 支援は研究助成2件と保存助成2件に分かれ、それぞれ最大5,000ドル。計4件に対して合計2万ドルが拠出される。対象は教育・研究機関、非営利団体、音楽学者、研究者である。 対象分野は、ラテン音楽のジャンルと伝統をめぐる歴史研究、人類学、フォークロア研究など。地域的な対象範囲はラテンアメリカ、カリブ海、スペイン、ポルトガル、米国、カナダほか、関連する文化的文脈を含むとされている。 ▲ リラ・ダウンズ「Zapata Se Queda」公式ビデオ。歴史と民衆音楽の記憶を現代の作品に接続する表現は、保存・研究助成が支えようとしている領域と重なる。 日本の音楽関係者にとっての読みどころ 金額だけを見れば小さなプログラムだが、楽曲やアーティストではなく「研究と保存」を対象に助成枠を常設している点が重要である。アカデミー系の団体が賞の運営だけでなく、音楽を記録して次世代に渡す仕組みにも予算を割いていることが読み取れる。 日本にも、残されていないローカルな音楽シーンや、媒体の劣化が進む録音資料が多く存在する。会員団体が賞・アドボカシー・保存の三つを同時に抱える設計は、GAJ が日本での役割を考える際の参照点になる。 参照: Latin GRAMMY Cultural Foundation 公式サイト(奇付・助成プログラム) 今週の他のGAJ記事 ラテン・レコーディング・アカデミー2026年特別賞 — 生涯功労賞にリラ・ダウンズら5組 MusiCares の健康支援 — 週10本の無料オンライン支援グループと2025年調査が示すもの レコーディング・アカデミーが推すAI3法案 — NO FAKES / TRAIN / CLEAR の役割分担 出典・本記事について 出典: Latin GRAMMY Cultural Foundation、Latin Music Research and Preservation Grant 応募案内(fundsforNGOs)、Lila Downs 公式YouTube。 編集: GAJ(ジアソシエーションジャパン)/ 株式会社ブラッシュミュージック。応募を検討される場合は、必ず財団公式サイトで最新の応募要項をご確認ください。本記事は GAJ ならびに株式会社ブラッシュミュージックと Latin Recording Academy との公式提携・後援関係を示すものではありません。
- [2026-08-16] ラテン・レコーディング・アカデミー2026年特別賞 — 生涯功労賞にリラ・ダウンズら5組
GAJ(ジアソシエーションジャパン)による Recording Academy / Latin Recording Academy 関連の週次レポートです。本稿は The Latin Recording Academy(ラテン・レコーディング・アカデミー)公式発表に基づき、日本の音楽業界関係者向けに要約・再構成したものです。 生涯功労賞に5組、理事賞に1名 — 2026年特別賞の全容 ラテン・レコーディング・アカデミーは、2026年の Special Awards(特別賞)受賞者を発表した。Lifetime Achievement Award(生涯功労賞)に選ばれたのは、Alaska(アラスカ)、Francisco Céspedes(フランシスコ・セスペデス)、Lila Downs(リラ・ダウンズ)、Daniela Mercury(ダニエラ・メルクリ)、Chichí Peralta(チチ・ペラルタ)の5組。Trustees Award(理事賞)は Omar Alfanno(オマール・アルファンノ)が受賞する。 特別賞の授賞式は2026年11月9日、ラスベガスで非公開形式により開催される。その3日後の11月12日には、第27回ラテン・グラミー賞本体が MGM Grand Garden Arena(ラスベガス)で行われる。ノミネート発表は2026年9月16日を予定している。 リラ・ダウンズはラテン・グラミー6回、グラミー1回の受賞歴を持つメキシコのシンガーソングライターで、2026年にはアルバム『Cambias Mi Mundo』を発表している。チチ・ペラルタはドミニカ共和国出身の音楽家・作曲家・プロデューサーで、Chichí Peralta & Son Familia を率い、『De Vuelta al Barrio』『Más Que Suficiente』などの作品でトロピカル音楽の革新を牽引してきた。ダニエラ・メルクリはブラジルのアシェー(axé)シーンを刷新した存在として知られる。 ▲ リラ・ダウンズ「El Beso」公式ビデオ。2026年生涯功労賞受賞者のひとりであり、メキシコの伝統音楽と現代的な表現を往復してきた歩みがうかがえる。 日本の音楽関係者にとっての読みどころ 特別賞は、その年のヒットではなく数十年単位の活動を評価する枠組みである。地域の音楽伝統に根ざしながら国際的な評価を得た作り手が選ばれている点は、日本の音楽が海外の評価軸に接続する道筋を考えるうえでも参考になる。 また、ラテン・グラミーは本体の授賞式とは別に特別賞の授賞式を設けており、賞の設計が「同時代の作品評価」と「長期の功績評価」に分かれている。この二層構造は、賞レースの読み方を整理するうえで押さえておきたい点である。 原文: The Latin Recording Academy® Announces Its 2026 Special Awards Recipients(LatinGRAMMY.com) 今週の他のGAJ記事 ラテン・グラミー文化財団の研究・保存助成、8月27日締切 — 4件・総額2万ドル MusiCares の健康支援 — 週10本の無料オンライン支援グループと2025年調査が示すもの レコーディング・アカデミーが推すAI3法案 — NO FAKES / TRAIN / CLEAR の役割分担 出典・本記事について 出典: LatinGRAMMY.com、Billboard(2026 Special Awards Honorees)、Lila Downs 公式YouTube。 編集: GAJ(ジアソシエーションジャパン)/ 株式会社ブラッシュミュージック。本記事は Latin Recording Academy の発表内容を日本の音楽業界関係者向けに要約・翻訳したものであり、GAJ ならびに株式会社ブラッシュミュージックと Recording Academy・各アーティストとの公式提携・後援関係を示すものではありません。
- [2026-08-15] 全米初の「音楽オフィス連合」AMO発足 — レコーディング・アカデミーが支える地域音楽経済
米国で、市や州の音楽オフィスを横断して結ぶ全米初の団体 Association of Music Offices(AMO)が正式発足した。参画するのは、自治体・州の音楽/エンターテイメント担当部署、文化行政部門、非営利の音楽団体、そしてレコーディング・アカデミーを含む業界団体だ。発足は2026年5月11日、アトランタで開かれた Music Biz Conference の直前に発表された。 「音楽オフィス」という行政ポストが先にあった 米国ではここ数年、市や州が「音楽オフィス」という専任部署を置き、ミュージックオフィサーやエグゼクティブディレクターを任命する動きが広がっていた。各地で同じような課題——会場の存続、騒音規制、ツアー誘致、人材育成——に向き合ううちに、情報や事例を共有する場が必要になった。AMOは、その非公式な意見交換が組織化されたものである。 レコーディング・アカデミーの位置づけ レコーディング・アカデミーの地域アドボカシー・会員エンゲージメント部門を率いる Reid Wick 氏は、政策をめぐる自発的な議論が、州・地域レベルでの音楽支援のあり方を変えうる組織へと育ったことを評価している。グラミー賞を運営する団体が、同時に地域の音楽行政にも手を伸ばしているという事実は、日本では意外と知られていない。 音楽を「経済レバー」として扱うということ AMOの発足背景には、都市や州が音楽を成長と雇用創出のレバーとして扱う傾向が強まっていることがある。フェスティバルの集客効果だけでなく、スタジオ、機材レンタル、照明・音響、物流、飲食、宿泊といった周辺産業を含めて雇用を数える考え方だ。数字で説明できる形にしておくことが、予算と規制の議論での発言力になる。 GAJとしての視点 — 日本の地域に置き換えると 日本でも、音楽によるまちづくりやナイトカルチャー振興は各地で試みられているが、自治体間で実務ノウハウを共有する常設の場は多くない。同じ失敗を別の市が繰り返すということが起きやすい。AMOのやり方が示しているのは、先に大きな政策を作るのではなく、現場の担当者同士がつながることから始めるという順番だ。GAJは、日本の音楽を国際市場へ接続すると同時に、国内の地域側の基盤をどう可視化するかという課題も同じ重さで見ている。 関連記事 [2026-07-04] NO FAKES法案と「働くミュージシャン保護法」が再提出 — AI時代のクリエイター保護 [2026-08-15] グラミー博物館、Banda El Recodo展を10月まで開催 出典 Billboard:Trade Group to Strengthen Local Music Ecosystems in the U.S. Announces Launch MusicRow:Association Of Music Offices Launches To Help Strengthen Music Ecosystems Nationwide GAJメンバー登録 GAJ メンバー登録はこちら
- Mrs. GREEN APPLE「Brand New」MVの舞台裏公開 — 映像の仕掛けまで楽しめる
Mrs. GREEN APPLEが、映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』日本版主題歌「Brand New」の“MV Behind the Scenes”を公開しました。MV本編の世界観を支えるワイヤーアクション、CG、AI表現、制作スタッフの証言まで見られる、映像好きにも刺さる内容です。 ニュースのポイント Skream!によると、映像には大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架に加え、制作スタッフへのインタビューも収録。メンバーが東京の街を縦横無尽に駆け巡るMVが、どう作られたのかを追える構成になっています。 関連動画・出典 代表動画: https://www.youtube.com/watch?v=Gqy7UHVSrOk 出典: https://skream.jp/news/2026/08/mrs_green_apple_brand_new_mv_behind_the_scenes.php 公式サイト: https://new.mrsgreenapple.com/
- 9mm Parabellum Bullet、新曲「レーゾン・デートル」MV公開 — “9mmの日”へ加速
9mm Parabellum Bulletが、9月9日“9mmの日”にリリースする新曲「レーゾン・デートル」のミュージック・ビデオを公開しました。ジャケットやカップリングの詳細も明らかになり、ライブ会場と通販限定のリリースとして、ファンに向けた特別感のある一作になっています。 ニュースのポイント Skream!によると、新曲「レーゾン・デートル」は9月9日に数量限定でリリース。カップリングには2026年3月17日のCLUB CITTA'公演からライヴ音源8曲が収録されます。MVはマルチアングルで撮影され、バンドの演奏感が強く出た映像に。 関連動画・出典 代表動画: https://www.youtube.com/watch?v=YTTfADnjX8w 出典: https://skream.jp/news/2026/08/9mm_parabellum_bullet_13th_single_mv.php 公式サイト: https://9mm.jp/
- WurtS、1stミニ・アルバム『SPARK』へ — 休止期間中の新曲も収録
WurtSが、1stミニ・アルバム『SPARK』を10月21日にリリースすることを発表しました。既発の「INSIDE」「SOMEDAY」に加え、休止期間中に制作した20曲以上の新曲から4曲を収録し、全6曲入りに。初回生産限定盤には、WurtSの制作背景を紐解くZINEも付属します。 ニュースのポイント Skream!によると、『SPARK』には壮大なロック・チューン「INSIDE」と、TVCM曲として書き下ろされた「SOMEDAY」の既発曲に、休止期間中に制作された新曲4曲を加えた全6曲を収録。作品タイトル通り、再始動感のある構成です。 初回盤に付属する“WurtS ZINE Vol.1”では、アートワークやMV構想、歌詞の初稿など、セルフプロデュースの裏側が見られるとのこと。音だけでなく、ビジュアルや企画まで一体で楽しめるタイプのリリースです。 関連動画・出典 代表動画: https://www.youtube.com/watch?v=iBRNcNaXsyQ 出典: https://skream.jp/news/2026/08/wurts_spark_release.php 公式サイト: https://wurts.jp/2899/




![[2026-08-16] レコーディング・アカデミーが推すAI3法案 — NO FAKES / TRAIN / CLEAR の役割分担](https://static.wixstatic.com/media/33edfe_c2a0505586944ed3811d240543f46c6b~mv2.jpg/v1/fit/w_176,h_124,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/33edfe_c2a0505586944ed3811d240543f46c6b~mv2.jpg)
![[2026-08-16] MusiCaresの健康支援 — 週10本の無料オンライン支援グループとツアー向けツールキット](https://static.wixstatic.com/media/33edfe_b693f6509d614fc894acd8e3784eba27~mv2.jpg/v1/fit/w_176,h_124,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/33edfe_b693f6509d614fc894acd8e3784eba27~mv2.jpg)
![[2026-08-16] ラテン・グラミー文化財団の研究・保存助成、8月27日締切 — 4件・総額2万ドル](https://static.wixstatic.com/media/33edfe_6d660c6c33b448d2a0dd1e08c0b59090~mv2.jpg/v1/fit/w_176,h_124,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/33edfe_6d660c6c33b448d2a0dd1e08c0b59090~mv2.jpg)
![[2026-08-16] ラテン・レコーディング・アカデミー2026年特別賞 — 生涯功労賞にリラ・ダウンズら5組](https://static.wixstatic.com/media/33edfe_37dd4cb2f4844657b269a308256b8908~mv2.jpg/v1/fit/w_176,h_124,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/33edfe_37dd4cb2f4844657b269a308256b8908~mv2.jpg)
![[2026-08-15] 全米初の「音楽オフィス連合」AMO発足 — レコーディング・アカデミーが支える地域音楽経済](https://static.wixstatic.com/media/33edfe_f7f3936b1c184a46826470dbfbc14c5f~mv2.avif/v1/fit/w_176,h_124,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/33edfe_f7f3936b1c184a46826470dbfbc14c5f~mv2.avif)


