top of page

[2026-08-29] グラミー博物館、Olivia Rodrigo展を9月2日開幕 — MVの手作りセットが2027年2月まで並ぶ

  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

展示の中心になる Olivia Rodrigo「the cure」オフィシャル・ミュージックビデオ。このMVのために作られた小道具とセットが、そのまま展示物になる。

グラミー博物館(GRAMMY Museum)が2026年8月27日、Olivia Rodrigo の企画展「OLIVIA RODRIGO: THE CURE UNRAVELED」を発表した。American Express がプレゼンティング・スポンサーに付く。

会期は2026年9月2日から2027年2月22日まで。展示は2部構成で、2026年秋のはやい時期に、これまで公開されたことのないキャリア資料を加えた拡張版に切り替わる。

展示されるのは「MVの制作物そのもの」

題材はアルバム『you seem pretty sad for a girl so in love』の収録曲「the cure」のミュージックビデオ。監督は Cat Solen と Jaime Gerin、プロダクションデザイナーは Liam Moore が務めた。

このMVはミニチュア、アニマトロニクスのハート人形、ストップモーションで組み立てられている。展示ではその制作物が現物のまま並ぶ。

公開されている展示物には、撮影で本人が着たナース衣装、ミニチュアの「OR」サイン、鼓動するフェルト製のハート、アルバムのアートワークとパッケージに使われた手縫いの作品が含まれる。

学芸員の Kelsey Goelz は、DIY と手仕事による表現の重要性という観点から本展を位置づけている。Rodrigo 本人も、子どものころから通っていた博物館での開催であることに触れている。

開幕前夜のトークイベントとチケット

開幕前日の2026年9月1日19時(PT)、Ray Charles Terrace で「An Evening With Olivia Rodrigo」を開催する。インタビューとライブパフォーマンスの構成で、モデレーターは映画監督の Cameron Crowe。

このイベントは博物館の音楽教育プログラムへのベネフィット公演として実施される。

チケットは American Express のプレセールが8月28日10時30分(PT)から8月29日11時(PT)まで、一般販売は8月29日12時(PT)から。

日本の音楽関係者にとっての読みどころ

注目すべきは、展示の中身が「衣装とゴールドディスク」ではなく「ミュージックビデオの制作物」だという点にある。撮影が終われば倉庫か廃棄になる小道具・セット・美術が、公式の展示資産として二次利用されている。

日本の制作現場では、MVの美術と小道具は完パケ納品の後に管理主体があいまいになりやすい。誰が保管し、誰が権利を持ち、どこまで公開できるのかを制作時点で決めておけば、同じ構造は国内でも組める。

もう一点は、決済ブランドがスポンサーに入り、プレセール枠がその特典になっていること。展示・イベント・スポンサー・チケット販売が1本の設計として繋がっている。企画書を書く側にとっては、そのまま参照できる型といえる。

今週の他のGAJ記事

出典・本記事について

原文(GRAMMY Museum プレスリリース):https://grammymuseum.org/press-release/

本記事は Recording Academy / GRAMMY Museum の公式発表および公開情報をもとに、株式会社ブラッシュミュージックの GAJ(ジ・アソシエーション・ジャパン)編集部が日本語で再構成したものです。原文の全訳ではなく、要約と再構成によって日本の音楽関係者向けに整理しています。

本記事は Recording Academy、GRAMMY Museum、および記載の各アーティスト・団体とは提携関係にありません。日程・価格・出演者は主催者の都合で変更される場合があります。最新情報は必ず主催者の公式発表をご確認ください。

コメント


bottom of page