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  • 2026年第1四半期の国内音楽市場は992億円 配信464億円・ストリーミング比率93%という現在地

    日本レコード協会が公表した2026年第1四半期(1月〜3月)の推計によると、国内の音楽ソフトと音楽配信の合計売上は992億円で前年同期比106%となった。うち音楽配信は464億円で同114%、さらにその内訳ではストリーミングが434億円と配信全体の93%を占めている。市場全体の伸びを配信が牽引する構図が続く。 この推計は協会会員社の報告実績に非会員社の推計値を加えて算出されるもので、国内市場全体の動きを見るための基準値として扱われている。四半期単位で公表されるため、年次データを待たずに市場の方向を確認できる点に実務上の利便性がある。 配信内でのストリーミング比率が9割台に達した状況は、収益の性質が売り切りから継続課金の分配へほぼ移行し終えたことを意味する。ダウンロード販売やその他の配信形態は残存しているが、収益設計の主軸として想定する段階ではない水準まで縮小している。 制作実務への影響は、リリース後の時間軸の長さに現れる。初週の売上で回収する設計から、数か月から数年にわたる再生の積み上がりで回収する設計へ移ると、プレイリスト継続、カタログのメタデータ整備、旧作の再露出といった作業が売上に直結する工程になる。単発のプロモーション費用より、継続運用の体制が効いてくる。 業界側の論点としては、伸び率と1再生あたりの単価の関係が残る。総額が前年比114%で伸びていても、再生総量の増加が単価の変動を伴う場合、アーティスト個人の受取額の伸びは総額の伸びと一致しない。契約ごとの分配率を把握したうえで自分の実績値を見る必要がある。 編集部視点。四半期推計は、自分のリリース計画を市場の方向とすり合わせる材料として使える。市場が配信で伸びているなら、カタログを継続的に露出させる運用に人手を割く判断が合理的になる。BRUSH MUSIC for ARTISTS でも、配信後の運用工程を設計に含める前提で相談を受けている。 出典: 一般社団法人日本レコード協会、PR TIMES

  • 【BRUSH MUSICポッドキャスト(EX SHINKUKANポッドキャスト)SPECIAL INTERVIEW #66・前半】starRo

    🎙 BRUSH MUSICポッドキャスト(EX SHINKUKANポッドキャスト) SPECIAL INTERVIEW #66 / 前半 📢【番組移管のお知らせ】Spotify独占配信でWELCOMEMANがお届けしていた『真空管ポッドキャスト』は、WELCOMEMANが代表を務める BRUSH MUSIC にコンテンツを移管しました。今後は『BRUSH MUSICポッドキャスト』として継続的にお届けします。ぜひお楽しみに。 ゲスト:starRo さん BRUSH MUSIC Podcast #66 は、starRo さんをゲストに迎えた前半の対談。独立系アーティストのリアルな声と哲学を、WELCOMEMAN が深掘りしていく1本です。 対談ハイライト ― 聞きどころ 楽曲『Do You Still Want Me』。「starRo っていうのは、元々はトラックメイカーから始まっておりまして、その延長上で、今はシンガーさんとか、ラッパーさんとか、いわゆるアーティストさんでやってる方の楽曲提供とかプロデュースをやったり」「いわゆる starRo っていう名前でやりだしたのは大体2年ぐらい前」── トラックメイカー出身のプロデューサーとしての軌跡。WELCOMEMAN が starRo さんに熱望して実現した対談、その出会いの背景も語られます。 ▶ エピソードを聴く(Spotify) Spotifyで「WELCOMEMAN Podcast #66」を検索 / 前半 ▶ テキスト版(旧 BRUSH MUSIC note) BRUSH MUSIC note の元記事を読む(対談全文) BRUSH MUSIC 編集部視点 BRUSH MUSIC Podcast #66 は、独立系アーティストの内面に深く切り込む貴重な対談アーカイブ。starRo さんが体現する音楽家像は、BRUSH MUSIC が支援したい「複線で生きるアーティスト像」と深く重なります。SPECIAL INTERVIEW アーカイブの厚みを支える1本です。 番組: BRUSH MUSICポッドキャスト(EX SHINKUKANポッドキャスト = BRUSH MUSIC Presents WELCOMEMAN Podcast) 配信エピソード: #66 / 前半 ホスト: WELCOMEMAN (BRUSH MUSIC Inc. CEO / BRUSH MUSIC 代表) ゲスト: starRo © BRUSH MUSIC

  • 【BRUSH MUSICポッドキャスト(EX SHINKUKANポッドキャスト)SPECIAL INTERVIEW #65・前半】MCミチ

    🎙 BRUSH MUSICポッドキャスト(EX 真空管ポッドキャスト) SPECIAL INTERVIEW #65 / 前半 📢【番組移管のお知らせ】Spotify独占配信でWELCOMEMANがお届けしていた『SHINKUKANポッドキャスト』は、WELCOMEMANが代表を務める BRUSH MUSIC にコンテンツを移管しました。今後は『BRUSH MUSICポッドキャスト』として継続的にお届けします。ぜひお楽しみに。 ゲスト:MCミチ さん BRUSH MUSIC Podcast #65 は、MCミチ さんをゲストに迎えた前半の対談。独立系アーティストのリアルな声と哲学を、WELCOMEMAN が深掘りしていく1本です。 対談ハイライト ― 聞きどころ 楽曲『Show Guy feat.Mek Piisua&DEE CHIKA』。Spotifyスタジオで初収録、初対面の MCミチさん。「今、結構ライブを中心に活動してた感じですね。あと、音源制作を最近、精力的にやってる」「元々のルーツを行っていくと1996年、もう結構古いんですけど、ラップを始めまして10年ぐらい真剣にやってたんですけど、家庭の事情とかいろんな問題があって一時期ラップの活動ができなかった時期が10年間ぐらいあって」── 1996年スタートのキャリア、10年のブランク、そして再開。普段は整体師という二刀流。 ▶ エピソードを聴く(Spotify) Spotifyで「WELCOMEMAN Podcast #65」を検索 / 前半 ▶ テキスト版(旧 BRUSH MUSIC note) BRUSH MUSIC note の元記事を読む(対談全文) BRUSH MUSIC 編集部視点 BRUSH MUSIC Podcast #65 は、独立系アーティストの内面に深く切り込む貴重な対談アーカイブ。MCミチ さんが体現する音楽家像は、BRUSH MUSIC が支援したい「複線で生きるアーティスト像」と深く重なります。SPECIAL INTERVIEW アーカイブの厚みを支える1本です。 番組: BRUSH MUSICポッドキャスト(EX 真空管ポッドキャスト = BRUSH MUSIC Presents WELCOMEMAN Podcast) 配信エピソード: #65 / 前半 ホスト: WELCOMEMAN (BRUSH MUSIC Inc. CEO / BRUSH MUSIC 代表) ゲスト: MCミチ © BRUSH MUSIC

  • 経済産業省『IP360』2026年3月始動と政府550億円補正予算——コンテンツ海外売上20兆円目標が示す音楽産業の海外展開支援構造

    経済産業省は2026年3月、新たなコンテンツ産業支援制度「IP360」を始動した。政府全体としては高市政権がコンテンツ海外売上20兆円を目標として掲げ、550億円超の補正予算を活用して複数年にわたるアーティスト海外展開支援を実施する方針を示している。音楽産業も主要対象セクターのひとつとなる。 「IP360」は経産省の文化創造産業課が所管する制度で、ゲーム・アニメ・マンガに加え、音楽分野のコンテンツ製作・流通プラットフォーム強化と海外展開支援を統合的に扱う枠組みとなっている。これまで個別に運用されてきた支援制度の上位レイヤーとして位置付けられ、より広範な事業者がアクセスしやすい構造を目指している。 政策的位置付けとしては、2024年7月公表の「音楽産業の新たな時代に即したビジネスモデルの在り方に関する報告書」を起点とした一連の検討プロセスの実装段階にあたる。第18回エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会(2026年3月27日)で示された方向性に基づき、関連事業者公募やマッチング機能が段階的に整備されている。 音楽業界への意味としては、(1)海外フェス出演・現地公演実施費用の補助、(2)海外現地パートナー連携・楽曲権利処理サポート、(3)現地プロモーション展開支援、の3軸が中心となる見込み。これまで自己資金やレーベル投資のみで成立していた海外展開コストを、政策的に補完する仕組みが整いつつある。 業界視点としては、メジャーレーベル各社のみならず独立系アーティストや配信代行系プラットフォームにとっても活用余地のある制度設計となっている。「New Music Accelerator」(経産省クリエイター支援プログラム)との接続も進められており、楽曲制作からプロモーション・法人化・海外展開に至るバリューチェーン全体を貫通する支援設計が見え始めている。 編集部の視点では、IP360と補正予算による海外展開支援は、BRUSH MUSIC for ARTISTS登録の独立系アーティストにとっても重要な情報源となる。とりわけ、海外公演費用補助やSync Licensing関連の現地パートナー紹介機能は、レーベル不所属でも活用可能な制度設計と整理できる。 出典: 経済産業省 文化創造産業課 第18回エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会資料(2026年3月)、Musicman 高市首相 海外展開支援強化発表、KAI-YOU 経産省 J-POP海外ブーム報道

  • 音楽ビジネスの取り分はどこへ動いたか テック33%・レーベル38%という構造変化を実務目線で読む

    音楽業界の資金の流れを長期で追った分析では、業界内の取り分が過去25年で大きく組み替わったことが示されている。1999年時点で4%だったテック企業の取り分は2023年時点で33%に拡大し、同じ期間にレーベルの取り分は52%から38%へ縮小した。総額の増減とは別に、誰が価値を受け取るかの配置が変わったという整理だ。 この移動の背景にあるのは、流通機能の担い手が入れ替わったことにある。かつて製造と流通を握っていた側から、再生環境と推薦機能を握る側へ影響力が移った結果、同じ1曲の再生から生まれる収益の経路上に、以前は存在しなかった配分先が加わった形になっている。 国内でもプラットフォームごとの性格差が定着している。メッセージアプリとの連携で若年層に浸透したサービス、邦楽ラインアップと歌詞表示を作り込んだサービスなど、ユーザー層と機能の組み合わせが分かれており、どこで聴かれるかが受取額と露出機会の両方に影響する。 制作実務では、この構造を前提に置くと判断基準が変わる。取り分の話は交渉の余地がない外部条件として扱い、自分側で動かせる変数、つまり原盤の帰属、出版の管理形態、配信の窓口、直接課金の有無に注意を配分するほうが実効性が高い。同じ再生数でも、権利の持ち方で手元に残る額は変わる。 業界側の論点は、機能に対する対価の妥当性に集約されつつある。推薦や検索の機能が再生を生んでいるのは事実である一方、その機能への配分が創作側の再投資能力をどこまで残すかは継続的な検討課題として残っている。制度面の議論と個別契約の交渉は別のレイヤーで進む。 編集部視点。分配構造の数字は、悲観の材料としてではなく、自分の契約書のどこを読み直すべきかを示す地図として使いたい。原盤と出版の扱いを一度棚卸しするだけでも、次の契約での交渉材料は増える。BRUSH MUSIC for ARTISTS でも、権利の持ち方から相談を受ける機会が増えている。 出典: Musicman、CREX経済データプラットフォーム、経済産業省 商務・サービスグループ 文化創造産業課

  • STUDIO 246 x BRUSH MUSIC スペシャルコラボキャンペーン!

    音楽スタジオ246で録音、練習したバンドマン!ミュージシャン!クリエイター!アーティストの皆さん。 音楽配信登録が永年無料で何曲でも配信ができるようになります!Spotify、Apple Music、Amazon Music、LINE MUSIC、など国内国外全世界で多数のストリーミングプラットフォームから配信されます!是非この機会にエントリーしてね! 登録方法 BRUSH MUSICアカウントをフリー(無料)メンバー登録を行います。BRUSH MUSICのサイトの右上部分の「LOGIN」をクリックして頂き、「フリー(無料)メンバー登録」のページへとお進みください。 アカウント登録をしてもらい、関係者記入部分の「エージェント」を「STUDIO 246」とお選び頂き「SEND」をクリックしてください! 事務局より確認ができれば「BRUSH MEMBER」として登録させていただきます。これによりBRUSH MUSICの音楽配信サービス含め全てのサービスをご利用いただけます。 *BRUSH MEMBERの内容については、こちらご参照ください。 配信登録する際は、ログイン後「BRUSH MUSIC for ARTIST」のメニューから「音楽配信登録」を選択して必要な情報を記入してくださいね! 音源配信登録後、スタッフが内容確認し配信日が決定致します。 また、SHINKUANではプロモーションサポートも充実!タイアップキャンペーンもやっております。 コミックシーモアとのコラボレーション企画「マンガ x 音楽」のオフィシャルMAD! この他にも、関西テレビ「音イタチ」、読売テレビ「音楽堂」、大手企業CM、など多数の実績があります!詳細は「プロモーションサポート」をご確認ください。

  • 大阪から音楽を世界へ届ける、音楽メディア運用の考え方

    BRUSH MUSICが取り組む音楽メディア運用は、単に記事を増やすための発信ではありません。アーティスト、クリエイター、音楽事業者の活動を見える形で蓄積し、海外展開や制作案件、ライブ、配信、メディア露出につながる営業資産として育てていくための仕組みです。 音楽メディアは、活動履歴を資産に変える場所 リリース、MV、ライブ、制作実績、参加作品、ニュース掲載は、時間が経つと流れていきます。だからこそ、BRUSH MUSICではブログ、アーティストデータベース、Sound Streamingを連動させ、後から検索できる形で残していきます。 B2Bにも届く導線を作る 音楽メディアはファン向けの読み物であると同時に、レーベル、プロモーター、制作会社、店舗、イベント関係者に向けた営業資料にもなります。作品や活動実績を整理しておくことで、問い合わせ、コラボレーション、海外展開の入口を作りやすくなります。 BRUSH MUSICで連動させる主な領域 Artist Database:アーティスト情報、プロフィール、SNS、映像、作品情報を集約 Sound Streaming:音源や過去作品をカタログとして見せる導線 Creative Lab:制作、映像、Web、SNS運用などの実績発信 BRUSH MEMBERship:継続的に音楽コンテンツへ触れるための会員導線 大阪から日本の音楽を世界へ届けるために、BRUSH MUSICは日々の発信、作品掲載、SNS拡散を一つの流れとして運用しています。音楽活動を単発のニュースで終わらせず、見つけられる情報、提案できる資料、次の仕事につながる入口へ変えていきます。 BRUSH MUSICを見る Sound Streaming一覧を見る

  • YOASOBI、アジア10都市ドーム&スタジアムツアー『YOASOBI ASIA 10-CITY DOME & STADIUM TOUR 2026-2027』開催——国内5都市・アジア5都市で過去最大規模の地域展開

    YOASOBIがアジア10都市を巡るドーム&スタジアムツアー『YOASOBI ASIA 10-CITY DOME & STADIUM TOUR 2026-2027』の開催を発表した。 国内5都市・アジア5都市の計10公演という同ユニットとして過去最大規模の地域展開で、2026年10月の大阪公演を起点に、東京ドーム公演を含む国内ドーム連戦と、台北・ソウル・香港・シンガポール他のアジアスタジアム公演が連動する設計となっている。 国内公演スケジュール 国内公演スケジュールは2026年10月24-25日に京セラドーム大阪、11月7-8日にバンテリンドーム名古屋、11月14-15日に大和ハウスプレミストドームの計6公演。 さらに11月28-29日にみずほPayPayドーム福岡、12月5-6日に東京ドームを加えた計10公演となる。アジア5都市の詳細日程は順次発表される予定である。 業界文脈:アジア市場でのJ-POP需要 近年J-POPアーティストのアジア圏ツアー実装は、台湾・韓国・香港・シンガポール・タイ・インドネシア・ベトナムなどの主要都市を巡るルートが標準化されてきた。 スタジアム規模の公演を実施できる日本人アクトは限定的であり、YOASOBIの本ツアーはアジア市場でのJ-POP需要の積層を可視化する事例として注目される。 ライブビジネスのオペレーション ドーム/スタジアム公演はFOH/モニター/照明/映像/特効のシステム規模が大きく、現地スタッフィングとロジスティクスの計画密度が公演の成立を左右する。 MD(マーチャンダイズ)の事前生産・現地通関・在庫処理、現地パートナーとのプロモーター契約、現地配信プラットフォームとの連動施策など、複合的なビジネスオペレーションが要求される。 近作も併せて:『アイドル』 2023年4月リリースの『アイドル』はTVアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌として、Billboard Global Excl. USを含む海外チャートで上位を記録したナンバー。 アニメタイアップを起点とした海外バイラルがアジア圏でのYOASOBIの認知形成を強く後押しした楽曲であり、本ツアーの集客基盤の一端を担っている。 編集部視点 アジアツアーは集客実数のみならず、現地配信DSPでの再生数増加、現地メディア露出、現地グッズ売上、現地スポンサーの開拓など、複合的なリターン設計が前提となる。 インディペンデント・クリエイターにとっても、楽曲のメタデータ多言語化と現地ライターズコミュニティ接点の獲得は、長期的なリスナー基盤の地理的拡張に直結する打ち手である。 出典:YOASOBI Official Site、音楽ナタリー、ORICON NEWS、TOWER RECORDS ONLINE BRUSH MUSIC からのご案内 CONTENTS HUB では日本のインディーズ音楽を中心に、オリジナルコンテンツが見放題で聴き放題!是非BRUSH MEMBERに加入して素晴らしい音楽体験を味わってくださいっ! CREATIVE LAB では、インディーアーティストのための音楽活動支援です。配信登録は初期費用なしで何曲でも登録が可能!さらにSNSの拡散サポートや著作権印税の登録サポートなど充実しております。 ▶ BRUSH MEMBERになる! わからないこと・気になることは、画面右下の「AI とチャットする」から AI WELCOMEMAN が24時間お答えします。

  • シンクロ権(Sync Licensing)の日米運用差異——海外売上20兆円目標時代に日本の音楽業界が直面する権利処理実務

    日本のコンテンツ産業海外売上20兆円目標を背景に、音楽の二次利用権——特にシンクロ権(Sync Licensing)の運用整備が業界課題として浮上している。米国のSync Licensingは映画・テレビ・ゲーム業界を支える独立したビジネス規模を持つが、日本では制度設計の差から小回りの効きにくい運用となってきた。 シンクロ権は、楽曲を映像作品に同期させる際の権利処理を指す。米国では出版者・原盤権者と直接交渉する分散型の運用が主流で、エージェントが媒介するライセンスマーケットが成立している。日本ではJASRACに集約された一括管理モデルが基本で、制度の明確性と引き換えに個別交渉の柔軟性が制約される構造を持つ。 海外コンテンツ展開を支援する補正予算550億円超(高市政権、2026年5月発表)など、政策側の追い風が強まる中、コンテンツ・楽曲のグローバル流通を支える権利処理インフラの整備が制度面でも問われ始めている。 権利処理を国内一律ルールから海外展開対応へ柔軟化する流れは、楽曲が広告・映画・ゲームに採用される際の意思決定速度を左右する。クリエイター側にとっては、出版者契約・原盤権の権利範囲・海外シンクロ対応の有無を、楽曲リリース前から把握する必要が高まる。 楽曲のシンクロ採用は、リリース時のチャート・ストリーム以外の長期的な楽曲収益を左右する重要なルートである。日本のクリエイター・レーベルにとって、海外シンクロ事業者との接続は売上構造の多層化に直結する。 編集部としては、BRUSH MUSIC for ARTISTSにおいて独立クリエイター向けに楽曲リリース・権利処理・海外展開を一気通貫で設計するプレイブックを継続更新している。シンクロ権の構造理解は、海外売上を志向する2026年以降のクリエイター必須項目として位置付けたい。 出典: Tatsuya Oe (Captain Funk)ブログ、経済産業省、Universal Music JAPAN、JASRAC

  • Pophouse、アイアン・メイデンの権利50%取得 カタログとNIL権が一体で動く時代へ

    スウェーデンの音楽投資会社Pophouse Entertainmentが、アイアン・メイデンの出版権と原盤権に加え、名前・肖像・イメージ(NIL)に関する権利について50%の持分を取得したと2026年7月14日に発表した。長年のマスコット「Eddie」に関する権利も対象に含まれており、カタログ取引が音源の売買からブランド資産全体の共同運用へ広がりつつあることを示す事例となっている。 取引の概要 発表は、イングランド・ネブワースで7月10日から11日に開催されたバンドのイベント「EddFest」の直後に行われた。取引はバンドの共同マネージャーであるAndy Taylor氏とおよそ1年をかけて設計され、財務条件は非開示とされている。PophouseはKISSやCyndi Lauperの権利を保有しており、今回はRun For Your Lives World Tourを題材にした映像作品、インタラクティブなファン体験、Eddieを中心としたデジタル空間の構築などを共同で進める計画を示している。 カタログ再編の文脈 2026年前半の音楽業界では、大型の権利取引が相次いだ。Primary WaveはKobaltの出版事業とカタログ、デジタル著作権管理団体AMRAの取得を完了し、BMGとConcordは統合で合意している。買い手側の関心は、安定したロイヤルティ収入の確保にとどまらず、映像・ゲーム・体験型事業へ展開できるIPとしての余地へ移りつつある。今回の取引でNIL権が明示的に含まれた点は、その流れを分かりやすく示している。 権利実務への影響 NIL権が取引対象に入ると、許諾の設計は原盤と出版の二層では完結しない。映像作品、グッズ、ゲーム、常設型の体験施設などで同じキャラクターや肖像を使う場合、原盤・出版・肖像の三層をまたぐ権利処理が前提になる。アーティスト側は契約段階で、どの用途までを共同運用の対象とし、どこから個別合意を要するのかを整理しておくことが実務的な論点になる。 業界視点 持分50%という設計は、売却というより共同事業に近い。創作の主導権を手元に残しながら、資本と実行体制を外部から取り込む形といえる。カタログの評価軸が再生回数だけでなく、キャラクターや世界観を含めた展開余地へ広がるほど、こうした形の取引は増える可能性がある。 編集部視点 日本のアーティストやレーベルにとっても、保有する資産の棚卸しは早めに着手する価値がある。楽曲・原盤・アーティスト写真・キャラクター・ライブ映像がそれぞれ誰の管理下にあるのかを整理しておくことが、将来の交渉における選択肢を広げる。BRUSH MUSIC MEDIAでは、権利ビジネスの動きを継続して追っていく。 出典 Music Business Worldwide: https://www.musicbusinessworldwide.com/iron-maiden-sell-stake-in-catalog-plus-name-image-likeness-rights-to-pophouse1/ Billboard: https://www.billboard.com/pro/iron-maiden-sells-half-their-catalog-pophouse-entertainment/ Variety: https://variety.com/2026/music/news/iron-maiden-sells-music-catalog-to-pophouse-1236810440/

  • 青木陽菜、新曲MVで踊る 朝日作の「恥ずかしながら踊らせていただきます」

    青木陽菜が「恥ずかしながら踊らせていただきます」のミュージックビデオを公開した。作詞・作曲・編曲はネクライトーキーの朝日が担当し、RealRomanticのHINAとSORAも参加。タイトル通りの照れと勢いが同居する映像が、ミニアルバム『BLAZE』の入口になる。 今日のポイント 青木陽菜が「恥ずかしながら踊らせていただきます」のミュージックビデオを公開した。作詞・作曲・編曲はネクライトーキーの朝日が担当し、RealRomanticのHINAとSORAも参加。タイトル通りの照れと勢いが同居する映像が、ミニアルバム『BLAZE』の入口になる。 ニュースを読んだら、そのまま代表映像へ。今日のプレイリストに一曲増やしたくなる入口だ。 関連記事 https://www.zen-projects.com/post/spotify-umg-ai-remix-licensing-20260710 https://www.zen-projects.com/post/sekai-no-owari-stella-anime-20260710 https://www.zen-projects.com/post/mrs-green-apple-brand-new-spiderman-20260710 出典 出典: https://skream.jp/news/2026/07/aoki_hina_ephemeral_mv.php YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=70z8LbVFPYg BRUSH MUSIC からのご案内 CONTENTS HUB では日本のインディーズ音楽を中心に、オリジナルコンテンツが見放題で聴き放題!是非BRUSH MEMBERに加入して素晴らしい音楽体験を味わってくださいっ! CREATIVE LAB では、インディーアーティストのための音楽活動支援です。配信登録は初期費用なしで何曲でも登録が可能!さらにSNSの拡散サポートや著作権印税の登録サポートなど充実しております。 ▶ BRUSH MEMBERになる! わからないこと・気になることは、画面右下の「AI とチャットする」から AI WELCOMEMAN が24時間お答えします。

  • スピッツ、新曲「見知らぬ糸」がTBS金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』主題歌に——初回放送で楽曲初公開へ

    スピッツの新曲「見知らぬ糸」が、7月10日にスタートするTBS金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』の主題歌に決定した。楽曲はドラマの初回放送で初公開される予定で、放送を通じて新曲と物語が同時に立ち上がるプロモーション設計となっている。結成から30年以上を経てなお第一線で書き下ろしを続けるバンドの新たなタイアップとして、放送前から注目が集まっている。 『Tシャツが乾くまで』は、TBS金曜ドラマ枠で7月10日より放送される新作。スピッツが連続ドラマのために新曲を書き下ろすかたちとなり、「見知らぬ糸」というタイトルは、人と人との出会いや関係性を糸に重ねるバンドらしい言葉選びが感じられる。楽曲の音源やアートワークの詳細は今後順次解禁される見込みだ。 ドラマ主題歌タイアップは、ストリーミング時代においても楽曲の初速を左右する主要な導線であり続けている。毎週の放送が楽曲との反復接触を生み、放送終了後もプレイリストやショート動画を通じてロングテールの再生を支える構造は、近年のヒット曲の多くに共通するパターンだ。 スピッツは劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』主題歌「美しい鰭」で、キャリア後期においても大型タイアップからストリーミングヒットを生み出せることを示した。今回の「見知らぬ糸」も、初回放送での楽曲初公開という情報設計により、放送直後の検索・SNS言及を最大化する狙いがうかがえる。配信リリースのタイミング次第では、夏クールのドラマ主題歌戦線の中心に位置する可能性がある。 近作も併せて:「優しいあの子」 NHK連続テレビ小説『なつぞら』主題歌「優しいあの子」も、スピッツとドラマタイアップの相性の良さを象徴する1曲だ。朝の時間帯に寄り添う柔らかなメロディは幅広い世代に届き、バンドの新規リスナー獲得にも寄与した。 編集部視点では、「見知らぬ糸」は“楽曲を放送で初公開する”という古典的かつ強力な手法を、配信時代のリスナー導線と組み合わせた好例になるとみている。放送初回から配信開始までの間隔設計は、独立系クリエイターにとってもタイアップ交渉時の参考になるだろう。 出典: Real Sound(2026年7月3日) https://realsound.jp/2026/07/post-2448356.html BRUSH MUSIC からのご案内 CONTENTS HUB では日本のインディーズ音楽を中心に、オリジナルコンテンツが見放題で聴き放題!是非BRUSH MEMBERに加入して素晴らしい音楽体験を味わってくださいっ! CREATIVE LAB では、インディーアーティストのための音楽活動支援です。配信登録は初期費用なしで何曲でも登録が可能!さらにSNSの拡散サポートや著作権印税の登録サポートなど充実しております。 ▶ BRUSH MEMBERになる! わからないこと・気になることは、画面右下の「AI とチャットする」から AI WELCOMEMAN が24時間お答えします。

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