レーベルが楽曲制作を依頼する前に書いておきたい「制作ブリーフ」6項目
楽曲制作を外部の制作チームに依頼するとき、最初に渡す情報が少ないと、デモの方向がずれて修正が増え、スケジュールも押していきます。反対に、依頼の前提を1枚にまとめた「制作ブリーフ」があれば、相手は最初から狙いに沿った提案ができます。ここでは、レーベルやアーティストチームが依頼前に書いておきたい6つの項目を紹介します。
1. 曲の役割と使い道
リード曲なのか、アルバムの1曲なのか、タイアップやライブ用なのか。曲がどこで、誰に向けて使われるかを最初に書きます。配信、MV、ショート動画、海外向けの発信など、公開先が決まっていれば併記します。役割が分かると、尺やサビの位置、イントロの長さまで判断がそろいます。
2. 参考曲と「似せたくない点」
参考曲は2〜3曲に絞り、「この曲のドラムの質感」「この曲のサビの広がり」のように、どこを参考にしたいのかを添えます。あわせて、避けたい方向も書いておくと解釈の違いが減ります。参考はあくまで方向を共有するためのもので、そのまま似せるよう求めないことも大切です。
3. 決める人と確認の流れ
誰がOKを出すのかを明記します。アーティスト本人、A&R、プロデューサーなど確認者が複数いる場合は、どの段階で誰が見るのかを決めておきます。確認者が途中で増えると、方向が戻る原因になります。
4. 納品物と形式
2ミックスだけか、パラデータ(ステム)やインスト、TVサイズも必要か。サンプルレートやファイル形式、ファイル名のルールまで最初に伝えます。後から追加すると作業が二重になりやすい部分です。
5. スケジュールと修正の範囲
デモ提出、方向確認、本制作、最終納品の各日程と、各段階で何回まで修正するかの目安を決めます。公開日から逆算し、確認に使う日数も見込んでおくと、最後の数日に作業が集中するのを防げます。
6. 権利とクレジットの確認事項
作詞・作曲・編曲のクレジット表記、原盤や著作権の扱い、サンプル素材の使用可否など、権利に関わる点は依頼の段階で確認しておきます。条件は口頭で済ませず、合意した内容を文書に残します。
ブリーフは「1枚」で十分
すべてを細かく決めきる必要はありません。決まっていない項目は「未定」と書くだけでも、相手は確認すべき点が分かります。最初の打ち合わせでブリーフを一緒に埋めていく進め方も有効です。
制作の相談は、BRUSH MUSICへ
BRUSH MUSICは「日本のインディーズ音楽を世界へ」を軸に、楽曲・映像・デザイン制作、アーティスト活動支援、デジタルマーケティングなどを展開しています。制作の進め方から相談したいレーベルやアーティストの方は、お問い合わせください。対応範囲はプロジェクトごとに確認します。



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