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空の検索で1579件の結果が見つかりました。
- オレンジスパイニクラブ新曲MV公開 深夜コンビニから月へ行くような物語
オレンジスパイニクラブの新曲「無くしたピックを重ねて月に行こう」は、深夜のコンビニから始まる愛おしいバンド物語。軽快なミディアムナンバーに、不器用な主人公たちの夜明けが重なる。 今日のポイント 7月22日に配信開始とMVが公開。監督はエリザベス宮地で、同バンドとのタッグは5度目。萩原護、のあぺちゃ、Mahendra kainturaが出演している。 関連記事 https://www.zen-projects.com/post/sekai-no-owari-stella-anime-20260710 https://www.zen-projects.com/post/mrs-green-apple-brand-new-spiderman-20260710 出典 出典: https://skream.jp/news/2026/07/orangespinycrab_new_song_mv.php YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=zvRUPwT0nmY
- adieu「Wanna me」MV公開 SFの物語で“わたし”を肯定する
adieuの新曲「Wanna me」が、SFムードのMVでぐっと広がった。過去、未来、パラレルワールドの“わたし”が交差し、孤独の中に小さな救いが灯る。アニメED曲としても、映像作品としても入口が強い。 今日のポイント 7月22日にMVが公開。楽曲はTVアニメ『本好きの下剋上 領主の養女』第2クールEDテーマで、柴田聡子が作詞作曲、Yaffleが編曲を担当している。 関連記事 https://www.zen-projects.com/post/sekai-no-owari-stella-anime-20260710 https://www.zen-projects.com/post/mrs-green-apple-brand-new-spiderman-20260710 出典 出典: https://tvfan.kyodo.co.jp/music/news-music/1519579 YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=lCsHOxL-KDU
- 水曜日のカンパネラ「いちご Got it」MV公開 ピーナッツくんと甘くカオスな旅へ
水曜日のカンパネラ初のフィーチャリング曲は、ピーナッツくんと“本物のいちご狩り”を探すポップな3分間。粘土、いちご釣り、テレポートまで飛び出すMVは、かわいさとカオスが一気に押し寄せる。 今日のポイント 7月22日にデジタルリリースとMVが公開。監督はCLAN QUEENのマイで、ケンモチヒデフミのカメオ出演も話題。ポップな遊び心が映像全体にあふれている。 関連記事 https://www.zen-projects.com/post/sekai-no-owari-stella-anime-20260710 https://www.zen-projects.com/post/mrs-green-apple-brand-new-spiderman-20260710 出典 出典: https://skream.jp/news/2026/07/wednesday_campanella_ichigogari_mv.php YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=aPqijlZlCVg
- THE BACK HORN「刹那と悪天」MV公開 静と動で鳴らすロックの熱
THE BACK HORNの新曲「刹那と悪天」がMVでも火を噴いた。和のエッセンスを混ぜたストレートなロックに、静と動のコントラストが映像で重なり、ライブハウスで爆発しそうな熱量が伝わってくる。 今日のポイント 7月22日に配信リリースとMV公開。監督はエドソウタで、バンドとは初タッグ。静と動の映像設計が、楽曲の持つ切迫感とロックの熱を引き上げている。 関連記事 https://www.zen-projects.com/post/sekai-no-owari-stella-anime-20260710 https://www.zen-projects.com/post/mrs-green-apple-brand-new-spiderman-20260710 出典 出典: https://skream.jp/news/2026/07/the_back_horn_setsuna-to-akuten_mv.php YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=-AOCLUz1xag
- Lauryn Hill — 1999年 Album of the Year / 歌とラップでヒップホップの天井を破った一枚
1999年、Lauryn Hillは初のソロ作『The Miseducation of Lauryn Hill』でAlbum of the Yearを獲得した。ヒップホップを軸にした作品として初の快挙であり、女性として史上初めて一夜5冠も達成した。だが、このアルバムの核心は記録以上に、歌手とラッパー、母親と表現者、個人的な痛みと社会への問いを分離せず、一つの声として響かせたことにある。GAJでは代表曲、日本との接点、後進への影響から、その現在性を読み解く。 1. 背景 — Fugeesの成功から、自分の言葉を取り戻すまで Lauryn Hillはニュージャージーで育ち、俳優活動を経てFugeesの一員として世界的に知られた。1996年の『The Score』では、鋭いラップと深い歌声を同じ人物が行き来する稀有な存在感を示し、グループはBest Rap Albumを含むグラミーを獲得した。しかし大成功の裏で人間関係や創作上の緊張も高まり、Hillはソロ制作へ向かう。そこで選んだのは、流行に合わせて役割を狭めることではなく、自分の経験を丸ごと作品の文法にする道だった。 『The Miseducation of Lauryn Hill』は1998年に発表された。タイトルは教育や自己形成を問い直す響きを持ち、曲間には教室で愛について語る子どもたちの声が置かれる。ヒップホップ、R&B、ソウル、レゲエ、ゴスペルを横断しながら、失恋、信仰、妊娠と母性、名声、自己尊重を一続きの学びとして描く。ジャマイカのTuff Gong Studiosでも録音され、『To Zion』にはCarlos Santanaが参加した。ジャンルの混合は装飾ではない。異なる生活領域を切り分けず、自分自身の矛盾を引き受けるための音楽的な構造だった。 2. 受賞経緯 — ヒップホップ初のAlbum of the Year、一夜5冠 第41回グラミー賞は1999年2月24日に開催された。Recording Academy公式記録によれば、HillはAlbum of the Year、Best New Artist、Best R&B Albumを受賞し、『Doo Wop (That Thing)』でBest Female R&B Vocal PerformanceとBest Rhythm & Blues Songも獲得。10部門にノミネートされ、5冠を持ち帰った。公式アーティストページは、女性が一夜に5つ以上のグラミーを獲得した最初の例であり、本作がAlbum of the Yearを得た最初のヒップホップ作品だと記している。 この勝利は市場規模の証明だけではない。ラップと歌を一人の表現者の中で対等に扱い、個人的な物語を普遍的な問いへ変えたアルバム全体の完成度が認められた出来事だった。同部門にはMadonna、Shania Twain、Garbage、Sheryl Crowが並んだ。その中で新人ソロ作が頂点に立ったことは、ヒップホップ/R&Bが周縁的な専門ジャンルではなく、時代全体を語るアルバム芸術になったことを象徴した。 3. 代表楽曲 — 『Doo Wop』『Ex-Factor』『To Zion』 『Doo Wop (That Thing)』では、Hillがラップと歌を自在に切り替え、他者の評価に自分を預ける男女双方へ厳しい助言を送る。過去と現在を左右に並べた映像も、ソウルの記憶と90年代ヒップホップを同じ画面に置く。言葉の切れ味を柔らかなコーラス、ホーン、身体が動くビートで包み、批評と祝祭を同時に成立させている。 『Ex-Factor』は別れの痛みを、誰が悪いかという単純な結論ではなく、離れたいのに戻ってしまう循環として歌う。後半で声が崩れそうになる瞬間まで含め、技巧が感情を隠すのではなく露出させる。一方『To Zion』は、周囲からキャリアへの影響を懸念されながらも子どもを産む決断を歌い、母性を私生活の脇道ではなく創作の中心に置いた。三曲を並べると、社会への言葉、恋愛の傷、家族への愛を一人の人生の連続として扱っていることが分かる。 4. 影響 — “歌えるラッパー”を越え、自己像を統合した Hill以前にも歌とラップを往来する表現者はいた。しかし本作は、その二つを客演的に使い分けるのではなく、同じ語り手の思考の速度として組み込んだ。語りたいときは韻を畳みかけ、痛みを長く抱えるときは旋律へ移る。この自由は、後のR&B、ヒップホップ、ネオソウル、ポップに大きな道を開いた。Recording Academyは本作を、ヒップホップとネオソウルをポピュラー音楽の前面へ押し出した作品と位置づけ、2024年にはGRAMMY Hall of Fameにも迎えている。 もう一つ重要なのは、女性表現者の私的経験が大賞級の公共的テーマになったことだ。恋愛、妊娠、子育て、信仰、業界での自立を、Hillは具体性を薄めず社会構造や自己尊重の問題へ接続した。現在のアーティストが学べるのは声質やビートの模倣ではない。市場が求める一つの役割に自分を縮めず、複数の身份、技術、感情を作品の設計そのものにする姿勢である。 5. 日本との接点 — R&B/HIP-HOP定着期の決定的な一枚 Sony Music Japanの公式プロフィールは、本作が日本でもミリオンセラーとなり、日本におけるR&B/HIP-HOPの定着に大きく貢献したと紹介する。1999年のソロツアーは日本から始まり、日本武道館を含む公演が行われた。さらに2002年には日韓ワールドカップ関連の公式コンサートで味の素スタジアムに出演している。輸入盤や専門誌の中だけでなく、大手CDショップ、FM、テレビ、ファッション誌を通じて、Hillの声とスタイルが広い層へ届いた時代だった。 日本の音楽シーンへの影響は英語詞の理解だけに限られない。メロディの親密さ、ドラムの重心、ヴィンテージソウルの質感、ストリートと知性を両立させた視覚表現は、日本のR&B歌手やヒップホップ世代が独自の言葉を探す際の重要な参照点になった。自分が生きる場所の経験をリズムと歌に変える。その意味で本作は、日本から世界へ向かう表現者にも、ローカルな具体性こそ国境を越えるという示唆を残す。 6. 推薦試聴とGAJでの位置づけ 最初は『Doo Wop (That Thing)』でラップから歌へ移る呼吸と、過去/現在を並べる映像を見る。次に『Ex-Factor』をヘッドフォンで聴き、整ったメロディが後半で感情の叫びへ変わる過程を追いたい。『Lost Ones』では攻撃的な韻とレゲエの感触、『To Zion』ではCarlos Santanaのギターと母性の物語、『Everything Is Everything』では若い世代へ向けた社会的視線を確かめる。アルバムを通して聴けば、“愛をどう学び直すか”という一本の問いが浮かぶ。 GAJアーカイブでは、ヒップホップの言葉を大賞の中心へ運んだKendrick Lamar、黒人音楽の系譜とジャンルの境界を問い直したBeyoncé、若い女性の内面と新しい音像を結んだBillie Eilish、世代と文化を横断する協働を示したSantanaとつながる。HillはSantanaの『Supernatural』にも参加しており、1999年と2000年のAlbum of the Yearが音楽的に連続して見える。自分を分断せずに語る勇気が、ジャンルの歴史そのものを動かした。 GAJ関連記事 Kendrick Lamar — 2026年 Record of the Year Beyoncé — 2025年 Album of the Year Billie Eilish — 2020年主要4部門 Santana — 2000年 Album of the Year 関連動画 — Ex-Factor 出典 Recording Academy: Lauryn Hill受賞歴 Recording Academy: 第41回グラミー賞 Recording Academy: 1990年代Album of the Year Recording Academy: 2024 GRAMMY Hall of Fame Sony Music Japan: Lauryn Hillプロフィール GAJメンバー登録 GAJ メンバー登録: https://www.brushmusic.com/artist/categories/gaj-members
- 和歌山グランプリ 映像コンテンツ制作|大阪サンスポちゃんねる(撮影・編集・納品)
YouTubeチャンネル「大阪サンスポちゃんねる」映像コンテンツ制作 株式会社BRUSH MUSICは、YouTubeチャンネル「大阪サンスポちゃんねる」で公開された映像コンテンツ『元恵比寿マスカッツが改修後の和歌山バンクを訪問!【和歌山グランプリ】』の制作を担当しました。今回は撮影・映像編集・納品までを一括で対応しています。 「大阪サンスポちゃんねる」和歌山グランプリ企画の案件概要 媒体:YouTubeチャンネル「大阪サンスポちゃんねる」(サンケイスポーツ) 企画名:元恵比寿マスカッツが改修後の和歌山バンクを訪問!【和歌山グランプリ】 出演:如月さや/石岡真衣(元恵比寿マスカッツ) テーマ:2025年12月に改修を終えた和歌山競輪の新バンク訪問と、開設75周年記念GⅢ「和歌山グランプリ」の紹介。実際に走った選手の情報や出場意気込みも収録。 BRUSH MUSICの担当領域 撮影/映像編集/納品 現地での撮影から編集、納品までを一括で担当しました。出演者のトークと施設・レースの見どころを、視聴者に伝わる構成で映像化しています。 成果・見どころ 改修後の新バンクという「今」の話題性と、出演者による現地レポートを軸に、競輪の魅力と和歌山グランプリの見どころを一本の映像にまとめました。 対応可能な映像制作 BRUSH MUSICでは、本件のようなロケ撮影を伴うYouTube向け映像コンテンツをはじめ、ミュージックビデオ、ショートドラマ、アニメーション映像まで幅広く対応しています。撮影・編集・納品の一括対応が可能です。映像制作のご相談はお問い合わせください。 関連リンク 本編(YouTube):元恵比寿マスカッツが改修後の和歌山バンクを訪問!【和歌山グランプリ】 BRUSH MUSIC の制作サービス:映像・音楽・WEB・イベント制作(CREATIVE)
- 2027年グラミー、エントリー受付中 — 8月21日締切と「Artist Intent」の要点
Recording Academyは2026年7月21日、2027年グラミー賞のオンライン・エントリー(OEP)案内を更新し、手続きを解説する公式ウェビナー動画を追加した。受付は7月7日から8月21日まで。作品のリリース対象期間は2025年8月31日から2026年8月28日だが、8月下旬発売の作品もエントリー締切は前倒しになる。日本から国際賞を目指す制作者が見落としやすい日程、申請主体、クレジット準備の要点をGAJが整理する。 締切はリリース対象期間より1週間早い 2027年グラミーのOEPは米国太平洋時間8月21日午後6時に終了する。一方、作品の対象期間は8月28日まで。つまり8月22日から28日に公開予定の作品も、発売を待たず8月21日までに申請を終える必要がある。公式案内は、期間内に正式提出されなかった作品は投票用紙に載らず、ノミネートの検討対象にもならないと明記している。 メディア企業の新規登録期限は8月14日で、審査に2〜3日かかる場合がある。レーベル、ディストリビューター、マネジメント会社などを通じて申請する場合は、作品入力より前のアカウント準備が実質的な最初の締切になる。 誰が提出でき、誰が投票できるのか 作品を提出できるのは、Recording AcademyのVoting MemberまたはProfessional Memberと、登録済みMedia Company。提出できる立場と投票できる立場は同じではなく、投票権を持つのは音楽制作者で構成されるVoting Memberだけだ。Media Company、Professional Member、Grammy U Memberはエントリーに関われても、2回の投票には参加できない。 エントリー後、Academyの担当者が各作品の資格を個別に確認し、ジャンルや部門の振り分けを行う。その後、10月の第1ラウンド投票で候補が選ばれ、12月から翌1月の最終投票で受賞者が決まる。エントリーは推薦そのものではなく、審査と投票へ進む入口だ。 新要素「Artist Intent」をどう使うか 今年の案内で注目したいのが、提出時に記載を推奨されるArtist Intentだ。これは作品を特定のカテゴリーやジャンルへ提出した理由、音楽的な背景や制作意図を補足する欄で、資格確認やカテゴリー配置を担うスタッフとスクリーニング委員会が参照できる。単なる宣伝文ではなく、作品がどの伝統や技法に立ち、何を更新したのかを制度の言葉で説明する役割を持つ。 日本の作品では、ジャンル名の直訳だけでは制作文化や地域的背景が伝わらない場合がある。参加ミュージシャン、作詞・作曲言語、使用した伝統楽器、録音手法、越境コラボレーションなど、カテゴリー判断に関係する事実を短く明確に整えることが重要だ。 日本の制作者が今そろえるべき情報 まずISRCまたはUPC、米国で確認できる配信先、正確な公開日、音源仕様、参加者全員の英語クレジットを照合したい。公式FAQでは、デジタル音源は少なくとも16-bit/44.1kHz相当の品質が必要で、提出時にはプロデューサー、ミキサー、ソングライターなどのクレジットをメタデータへ含めるとしている。アルバムの曲数・収録時間にも定義がある。 2027年はBest Asian Pop Music Performanceを含む新部門が始まる。だからこそ、話題性だけでなく、権利情報、役割表記、作品の意図を国際的に検証できる形へ整えることが大切だ。GAJは賞の結果だけでなく、作品が正しく評価の入口へ届くまでの実務も継続して伝えていく。 関連記事 グラミー、新規会員4,000人超を招待 — 投票する音楽業界の現在 2027年グラミー新5部門 — Best Asian Pop Music Performanceが開く入口 出典 GRAMMY.com公式:2027年グラミー提出ガイド(7月21日更新) GRAMMY.com公式FAQ GAJメンバー登録 GAJ メンバー登録: https://www.brushmusic.com/artist/categories/gaj-members
- Michael Jackson — 1984年 Album of the Year / 音楽と映像の世界標準を作り替えた『Thriller』
1984年2月、Michael Jacksonは『Thriller』でAlbum of the Yearを獲得し、一夜で8つのグラミーを手にした。だが、この作品の大きさは記録だけでは測れない。ポップ、R&B、ロックを一枚に束ね、ミュージックビデオを音楽体験の中心へ押し上げ、世界各地の聴き手が同じリズムと映像を共有する時代を先取りしたからだ。GAJでは、Quincy Jonesらとの制作、代表曲、日本との接点、現在のアーティストが学べる設計思想をたどる。 1. 背景 — 神童から、自分の時代を設計する表現者へ Michael JacksonはJackson 5の中心歌手として幼少期から世界的成功を経験した。高音の切れ、細かなリズム感、身体全体でビートを可視化する能力は早くから際立っていたが、成人後の課題は“元・天才子役”の枠を越え、自分で時代の音を定義することだった。1979年の『Off the Wall』でQuincy Jonesと組み、ディスコ、ファンク、ソウルを洗練されたポップへ変換。『Don't Stop 'Til You Get Enough』で初のソロ・グラミーを得たものの、本人はさらに広い聴衆へ届くアルバムを求めた。 その次作が1982年発表の『Thriller』である。制作陣にはJones、エンジニアのBruce Swedien、作曲家Rod Tempertonらが集まり、Totoのメンバー、Paul McCartney、Eddie Van Halenなど異なる領域の奏者も参加した。重要なのは豪華な名前の羅列ではない。曲ごとに必要な音色を選びながら、Jacksonの声、呼吸、足音までを一貫したリズム楽器として扱った点にある。9曲という凝縮された構成のなかで、ダンス、バラード、ロック、映画的ホラーが競い合わず、ひとつの人物像を作った。 2. 受賞経緯 — 一夜8冠、ジャンルの壁を越えた評価 第26回グラミー賞は1984年2月28日に開催された。Recording Academy公式記録によれば、『Thriller』はAlbum of the Yearを受賞し、JacksonとQuincy JonesはProducer of the Year, Non-Classicalも獲得。『Beat It』はRecord of the YearとBest Rock Vocal Performance, Male、『Billie Jean』はBest R&B Vocal Performance, MaleとBest R&B Song、表題曲はBest Pop Vocal Performance, Maleに選ばれた。さらに『E.T. the Extra-Terrestrial』の録音がBest Recording for Childrenを受賞し、Jacksonは合計8冠。公式アーティストページは、当時一夜8冠を成し遂げた最初のアーティストだったと記録する。 注目すべきは、同じ年にポップ、ロック、R&Bの各領域で評価されたことだ。『Thriller』は境界を曖昧にしたのではなく、それぞれの文法を高い精度で理解したうえで、Jacksonの表現へ統合した。Album of the Yearは売上だけに与えられる賞ではない。歌唱、作曲、演奏、制作、録音の総合力が、アルバム単位の物語として結実した結果だった。公式記録では全米アルバムチャート首位を37週維持し、7曲のTop 10ヒットを生んだことも確認できる。大衆性と制作上の革新が同時に届いた稀有な例である。 3. 代表楽曲 — 『Thriller』『Billie Jean』『Beat It』の三角形 冒頭の『Thriller』短編映画は、楽曲の宣伝映像という枠を越えた。John Landis監督による物語、映画特殊メイク、群舞、Vincent Priceの語りを組み合わせ、曲を“何度も見たくなる世界”へ拡張した。歌手がカメラの前で演奏するだけではなく、振付、衣装、照明、編集までが作品の意味を担う。この発想は、現在の映像公開、ショート動画、ライブ演出へ続く視覚的な音楽体験の基準になった。 『Billie Jean』は最小限のドラムとベースが緊張を持続させ、その上でJacksonの声が疑念と焦燥を刻む。派手な和音より、一度聴けば忘れない低音の輪郭と“間”で勝負する曲だ。一方『Beat It』はロックの硬さを借りるだけでなく、Eddie Van Halenのギターソロを物語の頂点に置き、街の対立をダンスへ転換する。三曲を並べると、『Thriller』の本質が単一ジャンルの完成ではなく、曲ごとに最適な世界を作り、それらを声と身体で接続する編集力だったと分かる。アルバム曲『Human Nature』や『Wanna Be Startin' Somethin'』まで聴けば、静けさと熱狂の配置も見えてくる。 4. 影響 — 音楽、映像、流通を一つの作品にした 『Thriller』以前にも優れたミュージックビデオは存在した。しかしJacksonは、映像を発売後の付属物ではなく、楽曲制作、宣伝、スター像、世界流通を結ぶ中核にした。MTVが急成長する時代に、歌、ダンス、映画の技術を同じ規模で動かし、言語が異なる地域にも身体表現から届く回路を作った。Recording Academyも、同作の曲が視覚的なポップアートとして受け取られ、音楽の“見え方”を変えたと位置づけている。 制作面では、完璧な一音を積み重ねながら、聴き手が最初の数秒で入れる明快さを失わない。革新性を難解さと同義にせず、実験をフック、リズム、物語へ翻訳した。この態度は、今日のグローバル・ポップにも直結する。音源、映像、振付、ファッション、SNS上の断片が別々の施策ではなく、一つの世界観として設計されるからだ。ただし規模を模倣する必要はない。独立系アーティストにも応用できるのは、自分を識別させる音、動き、色、物語を決め、各接点で矛盾なく反復するという原則である。 5. 日本との接点 — 世界的ポップを身体で受け取った場所 Michael Jacksonと日本の関係は長い。Jackson 5時代の来日を経て、ソロでは1987年のBad World Tourで日本公演を行い、その後のDangerous World Tour、HIStory World Tourでも大規模公演を重ねた。テレビ、雑誌、レコード店、ダンススクールを通じて、歌だけでなくムーンウォーク、衣装、短編映画の演出までが広く共有された。日本の聴き手にとってJacksonは“海外のヒット歌手”にとどまらず、音楽を目で理解し、身体で再現する入口でもあった。 とくに『Thriller』の群舞は、世代を越えて学校祭、テレビ企画、ダンスイベントで参照されてきた。そこには翻訳を待たずに参加できる強さがある。日本から海外へ発信するアーティストにとっても示唆的だ。英語詞の完成度は重要だが、リズム、シルエット、振付、短い映像上の物語は別の言語として機能する。同時に、Jacksonの成功は一人だけの神話ではない。Jones、Swedien、Temperton、演奏家、振付家、映像スタッフらのクレジットをたどることで、世界的作品ほど強い共同制作の上に成り立つことも学べる。 6. 推薦試聴とGAJでの位置づけ 最初は『Billie Jean』をヘッドフォンで聴き、ベースと声の隙間に注目したい。次に『Beat It』でロックの音圧とダンスの融合、『Thriller』で音源と短編映画の関係を確認する。その後、『Wanna Be Startin' Somethin'』の推進力、『Human Nature』の夜景のような余白、『The Lady in My Life』の抑制へ進むと、ヒット曲集ではなく、緊張と解放を設計したアルバムだと分かる。さらに前作『Off the Wall』、次作『Bad』へ広げれば、完成形を反復せず、毎回異なる焦点で自分の語彙を更新した軌跡が見える。 GAJアーカイブでは、同じAlbum of the Yearを現代のジャンル横断として読むBeyoncé、失恋の私語を世界的共感へ変えたAdele、異世代との協働で第三幕を開いたSantana、若い世代の音像と視覚を刷新したBillie Eilishと並べたい。JacksonとSantanaの一夜8冠を比較すれば、個人の統率力と共同制作の広がりという異なる成功像も浮かぶ。『Thriller』が残した核心は“史上級の数字”だけではない。作品の入口を増やしながら、どこから入っても同じ表現者へ到達する設計である。それはGAJが世界を目指す音楽人へ残したい、現在形の制作知だ。 GAJ関連記事 Beyonce — 2025年 Album of the Year Adele — 2012年 Album of the Year Santana — 2000年 Album of the Year Billie Eilish — 2020年Big Four制覇 関連動画 — Billie Jean 出典 Recording Academy: Michael Jackson受賞歴 Recording Academy: 第26回グラミー賞 Recording Academy: 1984年 Album of the Year Recording Academy: 1980年代Album of the Year解説 Recording Academy: 1984年の歴史的な一夜 GAJメンバー登録 GAJ メンバー登録: https://www.brushmusic.com/artist/categories/gaj-members
- 『ファントム・ラポール -Intermezzo-』30秒PV制作|NTTソルマーレ
『ファントム・ラポール -Intermezzo-』(NTTソルマーレ) 株式会社BRUSH MUSICは、NTTソルマーレ株式会社のビジュアルノベル恋愛シミュレーション『ファントム・ラポール -Intermezzo-』の30秒尺プロモーションビデオ制作を担当しました。企画・構成から編集・納品までを一貫して手がけ、完成したPVはSteamストアページで公開されています。 「ファントム・ラポール -Intermezzo-」案件概要 クライアント:NTT Solmare(NTTソルマーレ株式会社) 案件名:『ファントム・ラポール -Intermezzo-』30秒尺PV制作 掲載先:Steam ストアページ(リリース日:近日登場) 作品ジャンル:ギャルゲー×ホラー×ミステリアス/ビジュアルノベル恋愛シミュレーション 本作は、幽霊豪華客船で出会うミステリアスな女性たちと共に、閉鎖空間を奔走しながら船や女性に隠された秘密を解き明かしていくビジュアルノベルです。 BRUSH MUSICの担当領域 企画/構成/編集/納品 映像制作:isa 30秒という限られた尺の中で、作品の世界観と登場キャラクターをどの順序で提示するかを設計し、構成から編集、納品までを一貫して担当しました。 成果・見どころ 幽霊豪華客船という舞台設定と、物語の鍵を握るヒロインたちを30秒に凝縮。ホラーとミステリーが同居する本作の空気感が短尺でも伝わる構成としています。 対応可能な映像制作 BRUSH MUSICでは、本件のようなアニメーションを用いた映像制作をはじめ、実写のミュージックビデオ、ショートドラマなど幅広い映像コンテンツに対応しています。映像制作のご相談はお問い合わせください。 関連リンク Steam ストアページ:ファントム・ラポール -Intermezzo- BRUSH MUSIC の制作サービス:映像・音楽・WEB・イベント制作(CREATIVE)
- Hayato Yamaoka -ハイト-
プロフィール アーティスト名: Hayato Yamaoka -ハイト- 本名: 山岡隼人 役職: アーティスト 居住都道府県: 徳島県 自己紹介 Hayato Yamaoka -ハイト-(Singer / Music Producer) 有名な洋楽の名曲カバー動画がきっかけで現在SNS総フォロワー数は約15万人。洋楽の名曲を、その声で表情ごと変え、聴き慣れたはずの楽曲に新たな感情を生み出す。 繊細でやわらかく、どこか温もりを感じさせるボーカルで、楽曲の奥にある感情を丁寧にすくい上げる。全曲セルフプロデュースを貫き、過去にはダンスボーカルグループでのメジャーデビューを経験。現在はソロアーティストとしての活動に加え、楽曲提供や「声」を軸にしたプロデュースも手がける。 さらに、イベント制作やステージ演出など、音楽の枠を超えたエンターテインメントも構築。表現者として、そしてクリエイターとして、音楽を「聴くもの」から「感じる体験」へと変えていく。 リンク ▶ YouTube ▶ Instagram ▶ TikTok ▶ Facebook ▶ Spotify ▶ Website
- PompadollS「ASURA」MV公開 ドラマ主題歌の鋭いバンドサウンド
PompadollSが新曲「ASURA」を配信し、ミュージックビデオも公開した。ドラマ『未婚詐欺 私の知らない彼の顔』のオープニング主題歌として、物語の緊張感に似合う鋭いバンドサウンドを提示。映像と一緒に触れることで、楽曲の輪郭とバンドの存在感がより鮮明になる。新しい邦ロックを探している日にチェックしたい一本だ。 今日の聴きどころ 公式映像を入口に、楽曲のフック、アーティストの現在地、作品との接点を短時間でつかめる。気になったらフル音源や公式チャンネルへ進みたい。 関連動画・出典 https://www.youtube.com/watch?v=7p7NwBP77Pg https://popscene.jp/news/061569 関連記事 https://www.zen-projects.com/post/c40d08e3-bb01-4818-ab22-757af64c6c22 https://www.zen-projects.com/post/e9b552ce-2720-409e-8ff0-9bfcbf84c08b https://www.zen-projects.com/post/a7b9b286-d777-404e-a7e6-b834ab4337f7
- King & Prince「So Honey」MV Short Clip公開 甘さと遊び心のダンス
King & Princeが新曲「So Honey」のMV Short Clipを公式YouTubeで公開した。甘さとほろ苦さを行き来するEPのコンセプトを、表情豊かなパフォーマンスとキャッチーな振り付けで軽やかに見せる。YUMEKIとcaruによるダンスも見どころで、短い映像ながら何度も再生したくなる仕掛けが詰まっている。今日の気分を少し上げたいときに似合う。 今日の聴きどころ 公式映像を入口に、楽曲のフック、アーティストの現在地、作品との接点を短時間でつかめる。気になったらフル音源や公式チャンネルへ進みたい。 関連動画・出典 https://www.youtube.com/watch?v=35dPYp1-nQo https://www.thefirsttimes.jp/news/0000848001/ 関連記事 https://www.zen-projects.com/post/c40d08e3-bb01-4818-ab22-757af64c6c22 https://www.zen-projects.com/post/e9b552ce-2720-409e-8ff0-9bfcbf84c08b https://www.zen-projects.com/post/a7b9b286-d777-404e-a7e6-b834ab4337f7











