海外公演の行き先は配信データから決める レーベルがツアーを組む前に確かめたい3つの数字

海外でライブをしたい。そう考えたとき、行き先を「なんとなく人気がありそう」で選んでしまうと、集客も費用の見通しも立ちにくくなります。いま手元にある配信やSNSのデータには、どの国・どの都市で曲が聴かれているかがすでに表れています。ツアーを組む前に確かめておきたい3つの数字をまとめました。
1. 配信サービスの都市別リスナー
Spotify for Artists や Apple Music for Artists では、リスナーが多い国と都市を確認できます。見るべきは順位だけではありません。半年前と比べて伸びている都市、特定の1曲だけが聴かれている都市など、動きのある場所に注目すると、次に足を運ぶ候補が絞れます。
2. 動画の視聴地域とコメントの言語
YouTube Studio の視聴者の地域や、コメント欄にどの言語が多いかも手がかりになります。MVやライブ映像が特定の国で繰り返し見られているなら、その国のファンは「生で観たい」と思っている可能性があります。字幕や現地語での一言を添えると、反応がさらに見えやすくなります。
3. SNSのフォロワーの所在地と反応
Instagram や TikTok のインサイトでは、フォロワーの多い国や都市がわかります。配信や動画のデータと重なる都市があれば、そこは有力な候補です。「来てほしい都市」を投稿で募るのも、需要を確かめる手軽な方法です。
まずは小さく試して、手応えのあった場所へ戻る
3つの数字が重なった都市で、まずは小さめの会場から始める。反応が良ければ、次は規模や都市を広げて戻る。データで行き先を選ぶと、現地のプロモーターや会場と話すときの説明材料にもなります。BRUSH MUSIC では、配信データの読み解きから海外展開の進め方まで、レーベルとアーティストの活動をサポートしています。
参考にこちらもどうぞ:音楽ビジネス研究所「配信実務 #7 Spotify for Artists」



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