国内ライブ・エンタメ市場8,564億円で過去最高 ぴあ総研は2035年に1兆円規模と予測
更新日:10月20日

ぴあ総研は、2025年の国内ライブ・エンタテインメント市場規模が8,564億円となり、過去最高を更新したと公表した。あわせて2035年には1兆円台へ拡大するとの将来予測を示しており、2025年比でおよそ16.8%の成長を見込む。音楽とステージの双方を含む市場の規模感が、あらためて数字で確認できる内容となっている。
数字の概要
発表は2026年6月に行われ、2025年の確定値と長期予測が同時に示された。市場規模が1兆円台に到達する見通しが示されたのは今回が初めてで、報道各社も取り上げている。ライブ市場は感染症の影響による落ち込みからの回復局面を経て、公演数と客単価の両面で水準を切り上げてきた経緯がある。
業界文脈
国内の音楽配信売上が1,000億円台前半で推移しているのに対し、ライブ市場は8,000億円台に達している。アーティストの収益構造において公演が中核を占める状況は続いており、配信はむしろ公演への導線として機能する側面が強い。2035年に向けた1兆円規模という予測は、会場供給、チケット単価、来日・訪日需要といった複数の変数に支えられている。
制作実務への意味
市場全体が伸びても、個々のアーティストが自動的に恩恵を受けるわけではない。会場の稼働率が上がるほど、押さえたい日程と会場をめぐる競争は厳しくなる。年間の公演計画を早期に固め、配信・物販・ファンコミュニティを含めた収益設計をセットで組み立てておくことが、拡大局面では効いてくる。
業界視点
長期予測は前提条件の変化で動く。会場の新設や改修、人件費と輸送費の推移、海外アーティストの来日動向などは、いずれも数字を上下させる要因になる。予測値そのものより、どの変数が自社の事業に効くのかを見極める視点が実務的といえる。
編集部視点
市場が拡大する局面ほど、準備の差が結果の差に表れやすい。公演情報の告知導線、配信リンク、アーティストページの整備といった基礎的な部分を先に整えておくことが、動員と認知の両面で効いてくる。BRUSH MUSIC MEDIAでは、国内市場データの更新を継続して取り上げていく。
出典
ぴあ株式会社: https://corporate.pia.jp/news/detail_live_enta_market20260617.html 日本経済新聞: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC159PM0V10C26A6000000/
BRUSH MUSIC からのご案内
CONTENTS HUB では日本のインディーズ音楽を中心に、オリジナルコンテンツが見放題で聴き放題!是非BRUSH MEMBERに加入して素晴らしい音楽体験を味わってくださいっ!
CREATIVE LAB では、インディーアーティストのための音楽活動支援です。配信登録は初期費用なしで何曲でも登録が可能!さらにSNSの拡散サポートや著作権印税の登録サポートなど充実しております。
わからないこと・気になることは、画面右下の「AI とチャットする」から AI WELCOMEMAN が24時間お答えします。
参考にこちらもどうぞ:音楽ビジネス研究所「日本の音楽市場1兆円の内訳|9割が東京に集中する構造」



コメント