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  • 根のシン ワンマンライブ「君が居ないと始まんないとvol.3」

    3月20日、根のシンワンマンライブがアメ村ドムスにて開催された。普段はカフェ&バー形式のドムスの一階を貸し切り、サポートに(Gt.)山岸竜之介と(Key.)卜部美咲の3人編成でライブを行った。オープン前から会場前にはファンが詰めかけ、開始10分前にはフロアが観客で埋め尽くされるような状態となった。今回のライブは受付5日でソールドアウト!観客も待ちに待ったライブとあって、ライブ中あちこちで歓声が飛んだ! 根のシンの登場で観客からクラッカーが鳴らされる。店内はイスや机を取り払い、出演者「根のシン」の30cmの距離から店の入り口付近まで、スタンディングの観客で埋まっている。初めは根のシンと(Gt.)山岸竜之介の2人で楽曲を開始し、2曲目[オンボーカル]と叫ぶと観客からまた声が上がった。音響のハプニングでノイズが入るも、全てに感謝し笑いに変えた!彼の全てをさらけ出すようなトークは序盤から観客の心をしっかりと掴んでいた。 度々挟む軽快なMCでは、まず5日間でチケットがソールドアウトしたことについて深く感謝を述べた。実はこの日もストリートライブを行っていた根のシン。すぐに切り上げたそうだが彼のエピソードやたくましい生き方を語るたび、観客は笑い時に勇気づけられている様子であった。その際に告知もあったが、現在根のシンはフルアルバムを鋭意制作中であり、期待感が高まる。現在発売されている、1stミニアルバム「Roots」から次々と楽曲を披露した! 根のシンはストリートでカバーなどはせず、オリジナルのみを披露しているという事を強くMCで語った。そのMC後、SMAPの[世界に一つだけの花]、清水翔太の[HOME]をショートverで熱唱し爆笑をかっさらった!その後、悩み相談コーナーでは直に根のシンが答え、彼の明快な解答に会場には頷きと笑いが起きた。さらにサプライズで「ジョーブログのジョー」が登場、根のシンはとても喜んだ様子で感謝してもしきれないといった様子であった。MC後は、まさにジョーをテーマとした「昨日のジョー」という楽曲を披露!「1.2.3.4.5.6.7.8」というコールアンドレスポンスで会場は沸き、根のシンも本人の前で楽曲を歌えたことに喜びを隠せない様子であった。 次の曲は「ほなな」という根のシン本人やファンに好評な楽曲である。ここから(Key.)卜部美咲が登場!アレンジの幅も広がり、さらに耳当たりよく観客の体も揺れた。次のフルアルバムには再アレンジされたものが収録されるようなので、ぜひ注目してほしい。 次の曲から「セットリスト変更します!」と高らかに述べるや否や、用意してあった[ヘルメット]を着用する。となるとMVも公開されている「ヘルメットが鬱陶しい」という楽曲の流れである。この後も新曲を披露し、彼のライブではコール&レスポンスが鉄板の楽曲「コーヒーを飲んでしまった」というファンに愛着のある楽曲を歌い上げライブを締めた。 アンコール前には再びクラッカーが鳴った!彼の誕生日ケーキが運ばれ、再びフロアに歓声が巻き起こる。ろうそくの火を消し、セットリストを無視したアンコールが始まる。1st ミニアルバムより「COLOR」、最後は再び「ほなな」で締めくくった。観客へスマホライトをつけて、手を上げるように指示した根のシン。楽曲も相まって幻想的な空間が作られた。 着実にファンを増やし、人々を勇気づける楽曲を作り続ける「根のシン」。今後の活動も目が離せない。 ENJOY MUSIC !! CHECK THE CD !! DOWNLOAD !! GET THE TICKET !!

  • ポン橋INVASION@COCHLEA

    3月19日、日本橋ど真ん中で本イベント「ポン橋INVASION@COCHLEA」が開催された!今イベントはINVASION CLUB (インベージョンクラブ)が主催しており、日本橋で毎年3月に行われる関西最大級のサブカルイベント「ストリートフェスタ」と同日かつ最も近いイベントスペースでの開催である。それも相まって当日までの期待感は運営・観客問わず高く、内容は盛りだくさんであった。 15時オープンから順調にフロアへ観客が入って行く。撮影ブース、カメラマン・照明も完備されており、今日への意気込みがうかがわれる。2Fと3FのツーフロアがDJホール、2Fにバーカウンターと物販ブースが並ぶ。インベージョンクラブは店頭・ネットショップにてサブカル系ファッションを発信しており、ヴィレッジヴァンガードなどにも商品を展開している。この日も個性的かつ魅力的なグッズを物販にて展開した。 さらにはメインフロアにて、プレゼント抽選会も開催。入場時に着用するリストバンドの番号を呼ばれた人は壇上に上がり、インベージョンクラブのシャツやアクセサリー、その他豪華景品を受け取った。各フロアのトリを飾ったのはミニフロア「elucuro(えるくろ)」、メインフロア「戸塚エイジ」である。それぞれ関西のアニクラシーンで活動中である。 「インベージョンクラブ」が他のアニクラと一線を画す部分は多々あるが、今回は「KURO」によるポールダンスが披露され、ゲストDJにはなんと「北見えり」「モニ子」である。 「北見えり」は黒い[アニメイソン]柄のシャツを着て登場。選曲はもちろん彼女の笑顔も会場を魅了した。ツイッターフォロワー6万越えの人気モデルである彼女のDJとしての一面は観客の心を掴んだようだ!かなり温まったフロアのまま「モニ子」のターンとなった。某アニメキャラクターの[サーバルキャット]に扮し、ステージに上がるや否や歓声が飛ぶ。愛嬌のある彼女のキャラクター、さらには彼女の可愛さ溢れるコスプレと同期するような選曲で会場を熱狂させた! 今回のレポートは主にメインフロアのDJ陣となったが、今回の”ポン橋侵略”には名古屋や広島、その他各方面から集結した面々である。フロアサイズの関係なく観客はフロア間を移動し、自分の好みの音楽や推しの楽曲やアニソンで盛り上がった。サブカルチャーという一部の人間には偏見のあるジャンルかもしれないが今回のイベントを見る限り、”侵略”は時間の問題である。(以下画像) GET THE TICKET !!

  • BRUSH UP FESTIVAL出演アーティスト 梅田サイファーを特集!

    今回もBRUSH UP FESTIVAL出演アーティストを特集! 今回は梅田サイファーです! 大阪の梅田で行なったサイファー(アメリカで始まった公園や広場で即興でラップすること)で知り合ったメンバーたちで結成されたグループ。 メンバーは固定ではなくその時々により流動的に入れ替わり、活動しています。 なんと初期メンバーは当時のSNSを通じて知り合あったそう! R-指定さんのブレイクによりグループの知名度も一気にアップし、今やサイファーは全国のさまざまな地域や学校を冠にして学生や社会人にも浸透し、新しいムーブメントを起こしています。 クエンティンタランティーノ監督の映画「レザボアドックス」ばりのブラックスーツ。 普段のストリートファッションとのギャップがいいですね。 ハリウッドスターのジョントラボルタをモチーフに様々なラップを披露! メンバーが繰り出すリリックを一つ一つ紐解いていくのも面白いかも♪ 昨年、福岡キースフラックで行われたワンマンライブからの映像です。 ライブで味わう生のフロウは絶品! 同じビートとトラックも十人色十色で変わってていきます! これぞサイファーの醍醐味です♪ アルバム「Never Get Old」からの動画再生回数500万回以上のナンバー。 危険なヴァースとライムの数々、アンダーグラウンドな世界を表現しています。 協調しあいながら各々のラップで魅せるマイクリレーに聞き惚れてしまいますね。 海外の影響などもあり、また日本でもヒップホップがブームですね。 サイファーという今までの枠にとらわれない活動は今後どうなっていくのでしょうか? 想像もしていなかった新しい展開やムーブメントが起きそうな予感! シーンを牽引する彼らの動向をチェックしてみてください。

  • BRUSH UP TV 4th SEASON SPECIAL LIVE

    7/1にアメリカ村・BIG CAT行われたBRUSH UP TV 4th SEASON SPECIAL LIVEの模様を二回に分けてポート!! 今回はそのパート1です。 4th SEASONに選ばれLINE LIVEで番組を担当した8組のアーティストが優勝を目指し熱い火花を散らします! トップバッターはシンガソングライター・エディ! 真っ赤なギターの弾き語りでソウルフルに歌い上げます! 一曲目は天国にいる母への愛を歌った温かいラブソングで彼の思いが皆さんの心に深く染み渡りました。 普段忘れがちな大事な人に対する感謝と愛の大事さが伝わりました。 西田早希 キュートな笑顔が印象的の彼女 常に全力のダンスとボーカル! ゲンキ☝︎アンテナが会場の皆さんにも届き眩しいほどキラキラと光り輝くステージなりました。 枕芸者しと BIGCATのような大きな会場でライブを行うのは初めてとのこと。 MCでは得意⁈の下ネタが炸裂!爆笑の連発でエンターテイナーとしての顔も見せてくれました。 バックダンサーを従えのパフォーマンス! 最後には彼女の色に会場を染め上げました! 宮崎カナエ アコースティックギターと歌というシンプルな構成ながら透き通った中にも芯のある彼女の歌声が響きわたり会場全体が彼女の歌の世界に入り込んでいました。 しっかりとした独自の世界観と歌心のあるアーティストです。 9/16にある江坂MUSEでのレコ発ワンマンライブも楽しみです! ここからはゲストパート 前期BTV優勝アーティストhello,welcome 神戸出身のイケメンデュオお馴染みの黒のセットアップのTakayukiと白のセットアップHirokazu Takayukiが作った曲を披露「ジレンマ」は身近なすれ違いによる失恋をテーマにした歌ですが 彼らの持つキャラクターもあいまって爽やかさで前向きさせてくれる楽曲でした二人ともソロのシンガーソングライターとして活動してもおかしくない実力派ですがそのふたりがデュオになることで魅力が何倍も増します。 VELLE.J 昨年のBRUSH UP KANSAI優勝アーティスト! 王子様のようなルックスの彼ら、登場するとすぐに黄色い歓声が上がりました! 激しいダンスと展開のある楽曲を難なくパフォーマンス! ライブを見るたびにボーカルもダンスも進化しているグループです。 テレビのレギュラーも決まりこれからの活躍がますます楽しみです! 次回は今回紹介出来なかったアーティストたちをレポート! また各賞を受賞したアーティストの発表もあります! お楽しみに♩

  • サマーソニック2019ヘッドライナー レッドホットチリペッパーズを特集。

    来日アーティスト情報をピックアップ! 今回は夏の大型フェス「サマーソニック2019」でヘッドライナーを務めるRed Hot Chili Peppers! ロックをベースにファンクやヒップホップを織りまぜたミクスチャーロック界の大御所にしてグラミー賞を3度受賞、アルバムの総売上枚数は8000万枚以上のアメリカが世界に誇るモンスターバンド! 2000年代前半のDragon Ash、ORANGE RANGE 、HY、UVER worldなどに代表されるミクスチャーロックブームのルーツバンドでもあります。 活動初期には結成メンバーのヒレル・スロヴァクの死、そのヒレルの亡き後を埋めるギタリストがなかなか安定せずメンバーチェンジを繰り返します。 バンドとして試練を乗り越えながらも91年に現代の世界3大ギタリストして名高いジョン・フルシアンテ加入よりバンドは一気にブレイク! 「Mother’s Milk」「Blood Sugar Sex Magic」「Califonication」などロック史に輝く名盤を世に送り出し、ロラパルーザ、レディング、コーチェラなど世界各国のフェスでヘッドライナーを務めました! 日本では2006年に大ヒット映画「デスノート」の主題歌として「Dani California」が使用され、この曲が収録されたアルバム「Stadium Arcadium」はオリコン1位を獲得!その人気を洋楽ファンのみならず、お茶の間レベルまで広げます! 来日公演も数多く行ってきました。 90年の初来日ではライブハウス規模のツアーでしたが来日公演行うたびに会場の規模が大きくなり2007年には東京ドーム、大阪ドームでライブを行いました。 そして今年の3月にはエジプトのピラミッドでライブを行い、話題になりましたね! 果たしてサマ-ソニックではどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか? #サマーソニック #レッチリ #REDHOTCHILIPEPPERS #レッドホットチリペッパーズ #夏フェス

  • BRUSH UP FESTIVAL出演アーティスト ADAM atを特集!

    昨年開催されたBRUSH UP FESTIVAL 2019出演アーティストをピックアップし、ご紹介していきます♪ 今回はキーボーディストのADAM atさんです! インストゥメンタルセッションバンドとして静岡県で活動を開始し、インディーズで発売したミニアルバム「Silent Hill」が話題になりました。 ジャズ、ボサノヴァ、スカなどのダンスミュージックを巧みに取り入れ、踊れるインストバンドとして国内や海外などのフェス出演。 また、テレビ番組、CM音楽やテーマ曲を手がけるなど多岐にわたり活躍されています。 NHKプロ野球のテーマソングに選ばれたナンバー。 ライブが生み出す生のグルーブに酔いしれます。 ピアノ=繊細で上品で少しお堅いイメージがありますがこれだけアグレッシブで躍動的な楽曲を聴くとイメージがガラリと変わり、グルーヴィーでクールな印象も加わりますね。 言葉がない分聞いた人の数だけ想像する世界観があるかも 日常のBGMとして聴きたい楽曲。 まさにタイトルが示すように人々の生活や日々の中に寄り添ってくれる音楽です。 昨年発表されたアルバム「トワイライトシンドローム」から MVは彼が実際働いていた職場で撮影されました。 ウキウキと気分が上がる明るいナンバーです。 ピアノ、キーボードを華麗に演奏する姿はまさに音のマエストロ! 皆さん是非チェックしてみてください。 また、5月27日にはニューアルバム「零」のリリースが決定しています。 一体どのような作品になるのか気になります! ニューアルバムから先行配信されている「最終電車」聴いてを楽しみに待ちましょう! Official Site: http://adamat.info

  • お正月ワンマン「おめでた夜2017」

    1月3日に行われた関西を代表するレゲエアーティスト・寿君のライブ「おめでた夜2017」がZepp Nambaで行われました!昨年の全国ツアー「ありがた夜」の集大成であり、毎年、お正月に行われるのが恒例となっているこのライブ。 今年は昨年のなんばHatchからスケールアップし、関西最大級のライブハウスでの公演となりました。 まずはSOUNDによるオープニングパフォーマンス! それぞれが寿君に対する熱い思い、感謝のMCを披露し、本日の主役を待ちます。そして、いよいよ寿君が登場! ワンマンライブという形で告知されていたこのライブでしたが、ジャパニーズレゲエシーンで活躍する超豪華ゲストが登場!MUNEHIRO、BASS MASTER、BAD JUSTICE、HISATOMI、TAK-Z、BIG BEAR、一休などが寿君に華を添えます。 前半パートはゲストを交え、ラバダブスタイルでのパフォーマンス! ダンサーも加え、色鮮やかな照明、コンピューターの打ち込みによる重低音で会場は大盛り上がり!ダンスフロアと化します!曲の合間には寿君自らが主演する短編映画が上映され、笑いも交えつつ、エンターテイナーとしての一面も見せてくれました! 後半パートは寿君自らがアコースティックギターを弾き、エレキギター、ベース、ドラム、キーボード、サックスが加わり、生楽器での編成が織りなすゆったりとしたクラシックレゲエサウンドで魅了! 『Island love』『one life』『ほんならね』など代表曲を連発! リリックのひとつひとつに思いが伝わり、生演奏による優しいサウンドと会場全体に心のこもった歌が響き渡りました。 この日訪れた小さいお子様からご年配の方までの幅広い年齢層のお客様が笑顔で一つになる感動的な瞬間となりました。 時間を忘れる圧倒的な3時間! 一つのスタイルにとらわれることなく、1960年代後半から始まったレゲエの歴史を辿るような音楽愛に満ち溢れたライブでした。そして今年、さらなる成長を求め、レゲエの発祥の地ジャマイカへと音楽修行旅立つ寿君。 さらなるパワーアップを期待し、ライブに新作のリリースなど今年の活動にも目が離せません!(以下画像)

  • 関西で活動する注目のバンド オボログラス

    巧みなコード進行とメロディ、JAZZ、AOR、R&B、FUNK、歌謡曲など 自分達が影響を受けたルーツを大事につつ、 新たな革新を続けるバンド「オボログラス」本サイトでも一押し、待望のミニアルバム「ROAD MOVIE」をリリースされたということでVo.落合 修司にインタビューを行いました! ---BRUSH UP KANSAI初登場ということでまずはバンドの自己紹介をお願いします。 落合:はい。現在、正規メンバーは僕、Gt.古賀 涼、Dr.川本 亮の三人で、レコーディングやライブの時にはサポートメンバーに参加してもらっています。 2016年より今のメンバーが集まって曲作りやレコーディング、MV制作などを行い、本格的な始動は2017年2月からということになります。 僕たちの音楽性は、あくまでメロディはキャッチ―で聴きやすく、日本語にこだわった文学的な歌詞、そしてシティポップを主軸にした多種多様なアレンジで上質な音楽を目指しています。 ---個性的なバンド名ですね。バンド名にはどういった思いが込められているのでしょうか? 落合:僕の中で、お洒落で大人っぽいもののイメージとして”お酒”というのがあって、それを連想させるアイテムとして「グラス」を。 そして日本語の美しさを大事にしたいというところから、美しい日本語って何だろう?と考えた時に思い浮かんだのが「おぼろげ」という言葉でした。それらを単純に繋ぎ合わせたものです。 ---へぇ〜確かに同世代のバンドと比べた時、まず最初にオシャレでとても洗練されているなと感じました。 ところでオボログラスの皆さんはいつ頃から音楽を始められたんですか? 落合:僕は中学2年の時にフォークギターを買ったのが始まりですね。他のメンバーも同様に高校生の時点では音楽に係わっていたと思います。 ---影響を受けたアーティストはどのようなアーティストですか? 個人的な意見なんですが、椿屋四重奏、中田裕二さんのエッセンス(プロローグ、バルコニーなど同名曲も)をものすごく感じました。 落合:歌に関してはたしかに中田裕二さんの影響はかなり受けています。(笑) そもそもはコブクロが大好きで音楽を始めたので、耳馴染みの良いメロディはそれが根底にあると思います。そして玉置浩二さんや中森明菜さんの”歌謡曲のエロさ”みたいなものも大好きです。 Gt.古賀はJohn Mayerなどのギタリストを好んでいて、感情のあるギターを弾いてくれ、Dr.川本はクラシックなどの素養もあるので本当にいろいろなパターンで飽きないドラミングをしてくれますね。 僕が弾き語り状態で持ってきた曲をみんなでアレンジするので、曲によって全く雰囲気の違うものが出来上がっていると思います。 ---メンバーの皆さん古今東西洋邦問わず、多彩な音楽遍歴があるのですね。 アーティスト写真、MV、ファッションなど大人っぽくおしゃれですがバンドのイメージの面こだわりなどありますか? 落合:バンド活動をするにあたって僕たちは”ブランディング”というものを大事にしています。 オボログラスのイメージは完全に”夜”だと思っていて、それでいて大人っぽくお洒落、というのを突き詰めていこうと。 アーティスト写真は、いわゆる”インディーズバンドでありがちなもの”には絶対にしたくないという思いからあの形になりました。 ---バンドとしてのきっちりと考え抜かれたポリシーがあるんですね。ものすごく共感できます。 では発売中のミニアルバム「ROAD MOVIE」についての質問です。 ポップなんだけど、メロディーも歌詞も最近流行りストレートでありきたりなものではなく、とても新鮮で親しみやすく感じました。流行りを取り入れるのではなく、自分たちのルーツを大事にし、時代に新しい風を吹き入れようとしているように感じましたがどうですか? 落合:そうですね。むしろ”最近流行りの”みたいなものにはしたくないという気持ちはあります。メンバーそれぞれが持っている自分のルーツをうまく掛け合わせて、それを現代版に昇華させていくというイメージで制作しています。 ---楽曲はどのようにして作られているのですか? 落合:僕はまず初めに”詩”を書きます。”歌詞”になる前の、それこそ短編小説を書くようなイメージで。そこにコード、メロディを付けて、言葉を足したり削ったりしながら歌詞にしていきます。そうして出来たワンコーラスだったりフルコーラスの曲を、弾き語り状態でメンバーのもとに持っていき、わいわい言いながらアレンジしていきます。 ---詩が先なんですね。最近のよくある傾向でまっすぐで直接的な歌詞が多いですがオボログラスの歌詞って文学的でちゃんと情景を歌っていて本当の詩だなと感じました。 アルバム全体のコンセプトはどのようなものでしょうか? 落合:今作は短編映画のイメージです。とある街で、とある人物の生活模様を流し見て、また次の街へ。という風に。出来れば歌詞を見ながら、情景を思い浮かべて聴いていただけると良いなと思っています。 ---楽曲制作において苦労した点は? 落合:やはりアレンジ作業ですね。先述したように、”最近流行りの”ものにはしたくないので、「なんかこれじゃ最近のインディーズバンドっぽいなあ」とか言いながら作業をしています(笑) かといってそこを避けすぎると誰にも受け入れられなくなってしまうので、自分たちの色を出すけれど、あくまで現代風に。とは思っています。 ---自分達のルーツミュージックを見事現代の作品へと昇華されています。ぜひいろんな世代の人に勧めてみたいと思いました。 落合さんはどういう人に聞いて欲しいとかありますか? 落合:僕たちの音楽は割と幅広い年齢層の方々に聴いていただけるんじゃないかと思っています。キャッチ―なメロディは中高生が好きでしょうし、歌謡の心も入っているのでそちらがお好きな方々にも聴いていただけるかと。”お酒を飲みながら聴けるような”という思いもあるので、一杯飲みながら、というのも良いかもしれません(笑) ---僕の意見なんですがバーでお酒を飲みながら聴くのにぴったりな作品です。僕もお酒を飲みながら聞いていました(笑) ちょっと意地悪でストレートな質問をしたいと思います。ずばりオススメの1曲はどれですか? 落合:全曲本当に自信作なのですが、あえて言うなら「プロローグ」ですかね。リードトラックということもあって、”オボログラスらしさ”がここに詰まっていると思います。拍子が変わったり、バンドが消えてアカペラになったり、そして歌詞は皮肉っぽくてひねくれている。 基本的に歌詞は全てフィクションで、架空の人物の思いということになるのですが、この曲は僕自身の思いが投影されているかもしれません。 ---詩はフィクションが多いんですね。まさに全編通して外国のオムニバスの映画を見ているみたいでした。 では、最後にこのインタビューを見ている皆さんにメッセージをお願いします。 落合:まだ始まったばかりのバンドですが、本当に自分たちが”かっこいい”と感じるものを追求して上質な音楽を作っています。生活のあらゆる場面でふと聴きたくなるような、そんな音楽を目指しています。僕たちの音楽が、あなたの日常にほんの少しでも彩を加えられますように。これから応援していただけると嬉しいです。 ---まだ活動がスタートしたばかりにもかかわらず、早くもこれから先がとても楽しみなバンド。 落合 修司はじめメンバー全員の音楽そして、アートへの思いがあふれた渾身の一作。 これだけ聞き応えのあるアルバムは久々だった。ぜひこのインタビューを読んだ皆さんは手にとってライブへ足を運んでみてください。 オボログラスNEW mini Album「ROAD MOVIE」発売中

  • CLOWN'S CROWN ONEMAN LIVE 「Piero in the CIRCUS Lv.SPECIAL」

    2016年12月30日、CLOWN'S CROWNが年末最後のワンマンライブ「Piero in the CIRCUS Lv.SPECIAL」を開催した。開始前より階段にはファンが押し寄せた。 大きなスケールでのワンマンライブは2015年11月に行われたなんばHatch以来である。メンバー脱退・加入を経て新たな一歩となる今回のワンマンは、まさに満を持しての開催であった。 オープニングアクトはイカサジェントルマン、DUAL MASKが務めた。START時刻よりも少し早くステージを始めるも最前列には彼らのファンが喜びの声を上げた。 イカサジェントルマンはGRiCO,TAIKI,U-TAの3人組音楽ユニットである。今回出演一発目であるが、緊張が垣間見られることもなく観客も巻き込み、ポップな楽曲と語りかけるようなパフォーマンスで会場を温めた。 それに続くDUAL MASKはつい先日の12月24日に1st ALBUM ”OUTCAST” のRelease Partyを心斎橋SUNHALLで行なっており、CLOWN'S CROWNも駆けつける熱い交流のあるユニットである。楽曲は打って変わってヘビーなサウンドに赤を基調とした照明でステージに上がった。彼らもまた一定のファンが前方へと詰めかけ声援を送った。 DJは「A2hiro」が務め、6人が舞台に上がると会場全体に黄色い声が飛んだ。黒のスーツに身を包んだReisaがスポットライトで照らされ、CLOWN'S CROWNのステージの開始を告げるとともに観客の声は一層大きくなっていく。 それぞれダンスと共に舞台上へ広がり熱唱が始まった。前方の盛り上がりは会場の後方まで伝染しつくし、会場の熱気が高まった。CLOWN'S CROWNの名物となりつつあるMCも、いつも以上に会場全体を笑いに包んだ。 MCのおもしろさは去ることながら、有り余る感謝の言葉とのBIGCATへの苦労、過去のメンバー脱退・加入など、ステージに賭ける思いの丈が伝わってくる。ステージ中メンバーの涙が垣間見られ、そのたびファンからも声援と激励の声が飛び感動を呼んだ。 また中盤戦は漫才師「ウドントミカン」、シークレットゲストとして「3WAG」、メンバーのMasatoによるソロで構成された。漫才で会場が笑いに包まれるなかMasatoもMCの立ち位置でステージに戻ると、元々の知り合いということもあり肩の力が抜けるようなトークを展開した。その後ソロでの歌唱となり自身のステージを「箸休め」と笑いを取りつつも、会場はMasatoの歌声に息をのんだ。3WAGでも前方に人が押し寄せゲストのサプライズに歓声が飛んだ。今までのステージとは違ったアーティストの色気が全面に出るようなスタイリッシュな舞台となった。 3WAGの後、王子様を模した衣装に着替えたCLOWN'S CROWNが再び登場した。Reisaによる3WAGの愛のある紹介の後、捌ける3人には大きな拍手が送られた。ここから切り替わったようにCLOWN'S CROWNのステージである。合間にまた物販の紹介などもはさむが、Robinの辛口なしゃべくりとReisaの適切な突っ込みが会場を湧かせた。 そこでも苦労の一部が語られたが、特に印象的なのはMasatoのストイックさであった。Masatoがリハや練習合間にランニングを欠かさず、ルールを課していることがよくMCで持ち上がっており体作りに余念のないことが伺えた。 アンコールでは観客席に小さなボールを投げ、「あたり」のボールをとった観客にグッズをプレゼントするサプライズも行うなど、とてもエンターテイメント性溢れるワンマンライブとなった。(以下画像)

  • BRUSH UP FESTIVAL in KANSAI 2019 アーティスト紹介:YonYon

    前回に続き、BRUSH UP FESTIVAL in KANSAI 2019出演アーティストをご紹介していきます。 今回はご紹介するのはYonYon! ソウル生まれ東京育ちのDJ、プロモーター、音楽プロデューサー、ラジオDJとしてマルチに活動するクリエイター。 2011年にDJとしてキャリアをスタートさせ、日本のみならず、東アジア、ヨーロッパ、アメリカなどワールドワイドに活動の幅を広げています。 また、日韓で楽曲を配信・プロモーションしていく共同楽曲制作プロジェクト[The Link]を立ち上げ、プロジェクトの第一弾として公開された楽曲「Period(過程)」は、シンガーソングライターの向井太一と、韓国の超人気ラッパーJay ParkやZion T.のプロデュースで一躍その名を轟かせた23歳の実力派プロデューサーSlomを起用し話題となりました。 その[The Link]の第一弾で向井太一をゲストボーカルに迎えた楽曲。 音数の少ないシンプルなオケの中にもトラップのリズムが入っていたりなど、一曲の中にたくさんの音楽的要素が詰め込まれています。 2010年代のクワイエットストーム(夜のムードが似合うメロウで落ち着いたテンポとリズムもつR&Bの楽曲)と言えるナンバーです。 「Owl(解放)」は韓国のグラミーにあたる韓国大衆音楽賞のR&B/SOULアルバム賞を受賞し、シンガポール・インドネシア・マレーシア・台湾へのアジアツアーを成功など韓国R&Bを牽引するSamuel Seo(サミュエル・セオ)を迎えた共作曲。 変則的なリズムの心地よさとグローバルなサウンドには圧巻です。 現在も[The Link]プロジェクトの次のリリースに向けて制作中だそう。 こちらも楽しみです。 ぜひ11月3日はBRUSH UP FESTIVAL in KANSAI 2019 で彼女のパフォーマンスを堪能してください。 OFFICIAL HP: https://www.yonyon-musiq.com BRUSH UP FESTIVAL in KANSAI 2019 チケットは こちら から spotifyプレイリストをフォローして出演者の予習をしよう!

  • ニアフレンズPresents.「マーチ×マーチ」

    3月10日、大阪福島2nd LINEにてニアフレンズ主催のライブ「マーチ×マーチ」が開始された。ここ2nd LINEから各地を押さえたツアーが始まる。14時から先行物販も開始され今ツアー1発目への期待感も上々、今ライブの出演バンドはニアフレンド以外の全バンドが大阪の外から駆けつけた。全バンド精力的に活動する面々が集う、熱い一日となった。 1番手の岡山出身バンド「EgoGram」からライブが開幕した。[ニアフレンズ呼んでくれてありがとう]と開口一番、Vo.の山本廉が主催への感謝を述べた。1st mini album 「AO」が2/18に発売から、全国各地に勢力的に活動する彼ら。 アップテンポな楽曲を繰り出し、うねるようなVo.の歌声は徐々に会場の空気を温めた。 続いて東京で活動する「LIFE CORE FACTORY」の出番である。キャッチーなメロディーと爽快感のある楽曲で、温まり始めた会場をさらに盛り上げてくれた彼ら。世界観のある歌詞が観客を引き込み、聞き入る場面も多かった。手拍子も上がり始め、ライブハウスは次第に心地良い空間となった。 同じく東京から駆けつけた「とけた電球」。1曲目[Welcome]という曲から始まった。ソウルなビートにエレピが大人な空気を纏わせる。耳当たりのいいファルセットと心地の良いグルーヴを見せつけた。MCでは本ライブの演出について事細かに語った。25分枠で3曲を披露したが、長めのMCでは制作秘話アリ、出演者へのいじりアリとこの日イチ笑い声が上がった。そんな彼らは3/24にニューシングル&レコ発ワンマンを控えているのでぜひチェックしてみてほしい。 名古屋からは「RED DOG」。登場から早々に疾走感にあふれる楽曲を連続で演奏した。自然と手拍子も上がり、躍動感のあるパフォーマンスでフロアの熱はさらに上がった。MCいわく彼らは一年ぶりとなる大阪でのライブで、ニアフレンズとの対バンということもありかなり気合が入った様子であった。ステージ前方に乗り出し観客を煽る。熱を保ったまま次のバンドへと繋いだ。 トリ前5番手は「Substute」。彼らもまたツアーを兼ねて広島から参戦した。叫ぶようなボーカルの声が耳に残った。楽曲自体はロックかつポップな印象であるが、ポエトリーリーディングのように語る歌詞を観客に響かせた。 3rd single「ほんとはさみしいだけ」を会場限定で発売しており、[武者修行ツアー]と題したツアーもまだまだ日程がある。観た者に震えるような感覚を残す彼らのライブをぜひ見てみてほしい。 最後は「ニアフレンズ」。SEで登場するもすぐに演奏を止め、観客をあおり笑いに溢れた状態で彼らのステージが始まった。間違いなくこの日一番の盛り上がりとなった。「6/23に発売するCDから1番カッケェ曲やります」と(Vo./Gt.)池田 篤が叫ぶ。キラーチューンの連発で会場のテンションは最高潮であった。 アンコールは(Ba.)藤本 空志のモノマネからはじまり、シュールな一面も見せた彼ら。これから始まる「マーチ マーチ ツアー」にも期待が高まるばかりである。ぜひフライヤーをチェックしてみてほしい。(以下画像) GET THE TICKET !!

  • 2nd LINE×HOOK UP RECORDSの企み「Girls Be Ambitious vol.5」

    2017年、新年早々ガールズボーカルのバンドが集まるイベント『Girls Be Ambitious vol.5』がLIVE SQUARE 2nd LINEにて開催された。本イベントは1月6.7日の2日間のイベントであるが今回は1日目に参加させて頂いた。内容は1日目のものである。 高校生以下は無料ライブ観覧でありFOODも充実、LIVE PAINTもライブと同時進行で行われた。 OAは大阪を中心に活動する3ピースガールズバンド「三つ子」が務めた。3人とも黒の衣装でそろえられ、ダークな雰囲気のあるステージであった。楽曲は歌謡曲を彷彿とさせる哀愁のあるメロディで観客を魅了した。それも相まって歌詞は耳から離れずOAながら圧倒的な存在感を残した。 2番手は京都発3ピースガールズロックバンド、「An Sept.(アンセプテンバー)」である。序盤は重いリズムで16分を刻む楽曲で徐々にフロアをあたためた。UKとブルースを連想するような曲調で、彼女たちを知らない観客も含めて会場の一体感を作った。中盤以降、Vo.YUMINAは客席に降りテンションを煽り、ステージに戻ってからもコールアンドレスポンスで熱い空気を残したまま次のバンドへと移った。 前バンドの熱気も冷めぬまま、東京都発の「虎の子ラミー」の出番となった。赤でメンバー衣装は統一し、ドラム横には赤色ののぼり旗。入場SEから全力の勢いと野性的な雰囲気がインパクトを残した。序盤からVo.マザー・ヤナギは観客席へ下り、すぐさまテーブルにのぼり客席の後方へと何度も語りかけた。ギターのカッティングが特徴的な楽曲が多くポップなメロディでとても聞きやすい印象であった。型破りに感情的なパフォーマンスも相まって会場全体を熱くした。 虎の子ラミーとは打って変わり、青の衣装で「カトキット」がステージに上がった。京都発3ピースのエレクトロ・ポップバンドであるが、3人とは思えない音の厚みと多彩なリズムを発揮していた。Vo.あっけも先バンドに続き客席へ降りて盛り上げる。この日のフードは「きみしろみ」よりカレーが振る舞われていたが、お客に食べさせるといった自由すぎるパフォーマンスに笑いと会場のテンションはより上がった。振り付けのあおりとポップな楽曲で会場全体が手を振り、踊るステージとなった。 次バンドは広島出身の「ぺろぺろしてやりたいわズ。」の出番なった。この日の後半戦とあって会場は常にざわついた様子であったが、彼らの登場にはさらに大きな声が上がった。歯切れのいいギターのカッティングと、踊るベースが印象に残る楽曲が印象的であった。耳当たりのいい音色で会場は横に揺れる一体感があった。MCにてDr.の脱退も発表されるも、「今年の三月のツアーを走り抜ける」と前向きなコメントを残し、全力のライブで会場を沸かした。 会場は盛り下がることなくこの日のトリとなる「未遂ドロップス」の出番となった。Vo.ぺつ の力強い歌声と語りかけるような歌詞を、観客は頷くように聞き入っていた印象があった。Gt.しんがい かずや がライブ中転倒するハプニングも見られたが難なくMCで笑いをとり、会場後方にて展開されているコジマユイのライブペイントへの激励と感謝を述べるなどトリにふさわしい対応を見せた。アンコールにも応え、観客からビールを頂き乾杯の音頭で会場を盛り上げた。今日のイベントへの感謝や観客への思いがとても伝わるようなパフォーマンスで感動を呼んだ。(以下画像)

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