【ライブレポート】とうめい天国 滋賀U☆STONE
- ブラッシュ ミュージック

- 9月27日
- 読了時間: 3分
今回は東京を拠点に活動する4人組ロックバンド・とうめい天国が9/5に出演したライブハウス「滋賀U☆STONE」のライブの模様をお届け!

関西でのライブは今回が初めてで前日の大阪の心斎橋Pangeaでのライブも好評のうちに終わりました!




バンドにとって滋賀県初のライブは「夢見るライカ」からスタート!
夏の色合いもあり、今にも弾けそうなポップで疾走感がありオープニングを飾るのにぴったり!
Vo.Gt.森口楽絃のどこまでも遠くに伸びていくファルセットヴォイスとメンバーのパワフルでエネルギッシュな演奏でボルテージも上がっていき、序盤から会場の空気をとうめい天国の色に染めていきます!
2曲目は最新シングルの「コンスタンチガール」静かにはじまるイントロダクションから徐々に盛り上がりを見せ、サビに向かって一気に解放されるVo.Gt.森口楽絃のヴォーカルはフロントマンとして多彩さを見事に表現し、そこに加わる歪んだギター、パワフルなドラムとベースのビートのアンサンブルで迫力あるストレート
なロックを聴かせてくれます。
ビートに乗りながら縦乗りで頭をゆらすオーディエンスも印象的でした。
レコーディング音源にはない轟音で掻き鳴らすアグレッシブなアウトロもライブでしか見れない心を湧き上がらせるエモーショナルな展開でした。




4曲目の「宣声、今一切に告ぐ」では若さ溢れる衝動とフラストレーションを爆発させ、心に秘めた言葉たちの独白のよう。
ロックマインド溢れるラストのシャウト圧巻でした。


ラストを飾るのは「春の嵐」
優しい歌声と浮遊感のあるサウンドがマッチした感傷的なミディアムテンポのナンバー。
別れを描いたリリックですが最後には新たな道に進む二人の未来を肯定するような一筋の光が垣間見える温かみも感じられます。
前半のしっとりとしたムードとロックとポップスが見事に重なったアウトロはバンドの独自のグルーブと一体感を演出し、とうめい天国の作る音楽の豊かさが感じられました。
息を呑むようにしっかりと聞き込む空気が会場を包み込み綺麗な丸い円を描いたようなパフォーマンスとなりました。
精力的なライブ活動に加え、まだ音源化されていない楽曲も魅力的なものばかりでとうめい天国のこれからの活動も見逃せない素晴らしいライブでした。
そして11月21日には東京のFlowers Loft行われるワンマンライブが開催されます。
こちらも楽しみ!
ぜひライブでとうめい天国の音楽に触れてみてください!
・セットリスト
1.夢見るライカ
2.コンスタンチガール
3.PLANET/ALIEN
4.宣声、今一切に告ぐ
5.ALL GREEN
6.春の嵐
・プロフィール
Vocal/Gt.の森口 楽絃 (がくと)、Guitar 奏汰(そうた)、Bass よし、Drums えだはるかからなる東京で結成された4人組バンド。

ワンマンライブ「幸せのゆくえ」
2025月21日@Flowers Loft














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