[2026-07-04] NO FAKES法案と「働くミュージシャン保護法」が再提出 — AI時代のクリエイター保護、2本柱で前進
- 7月4日
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Legislative Update: NO FAKES Act And Protecting Working Musicians Act Reintroduced

4月の GRAMMYS on the Hill 25周年で生まれた勢いを受け、Recording Academy が支援する2つの重要法案が米議会に再提出された。NO FAKES法案 と 働くミュージシャン保護法(PWMA) だ。
5月20日に再提出された改訂版 NO FAKES法案は、AI生成デジタルレプリカによる声・肖像の無断使用から個人を守る連邦保護を確立しつつ、言論の自由を守るためのカウンター通知プロセスの追加、図書館・アーカイブ・研究機関への適用除外、ストリーミングサービス向けの技術的修正など、ステークホルダーの懸念に応える強化が施された。RIAA、SAG-AFTRA、YouTube、ユニバーサル、ワーナー、ソニー、OpenAI、ディズニーなど幅広い連合が支持している。
翌5月21日には デボラ・ロス下院議員 が PWMA を再提出。巨大なテック・ストリーミング企業と個別に交渉せざるを得ないインディーアーティストに、限定的な独占禁止法の適用除外を設け、ストリーミングサービスや生成AI開発企業との報酬交渉を集団で行えるようにする法案だ。Recording Academy のチーフ・アドボカシー責任者トッド・デュプラーは「クリエイターが公正なライセンス条件を集団交渉できるようにすることは、持続可能で競争力ある音楽エコシステムへの意義深い一歩」と評価する。
5月28日にはノースカロライナ州ローリーで、ストリーミング報酬・クリエイターの権利・AIの影響をめぐる円卓会議も開催された。AI時代のクリエイター保護をめぐる米国の立法動向は、日本の音楽クリエイターにとっても他人事ではない。

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